幸せを呼ぶ占い師 鈴音 と申します。
高齢化社会と言われて久しいですが、その高齢者も元気がいい方が多いですね。
経済的に豊かな高齢者は自信があり、いまだに昭和の価値観で生きておられる方も多いです。
私はまだ高齢者とまではいきませんが、昭和の価値観をたっぷりと染み込ませた54歳です。
長女イチコがまだうちにいたころのことです。その日の夕食は子供たちの大好きなハンバーグでした。
私の作る特製ハンバーグは、たっぷりの玉ねぎのみじん切りとたっぷりのエノキタケのみじん切りを炒めて冷ましたものをひき肉と合わせます。
子だくさん大家族ですので、かさましのためにエノキタケを加えたのですが、ジューシーであっさりしていておいしいのです。
ただ、ひき肉の量に対していつも玉ねぎとエノキタケが多いので、焼いている途中で崩れやすいという欠点があります。
焦げたり崩れたハンバーグは、まず私用になります。製造者責任です。
複数個できた場合、一緒に夕食を作っている義妹もB品を食べてくれます。
その日はあと1つB品ができました。イチコに「悪いけど、B品の仲間になってくれない?」
と頼むと「いいけど、どうして私なの?」と言うのです。
弟も妹もいるのにどうして自分なのか。兄、タロウがいればタロウにB品を食べさせたのかということだったと思います。
昭和の家庭では、祖父、父がいつも一番いいところを食べていました。
次に長男である弟、あとは祖母、母、娘たちがいただくのが普通でした。
男尊女卑が染みついていたのですね。
特に私が育った家は明治生まれの祖父、大正生まれの祖母と同居していましたので、古い慣習がそのまま生きていました。
子供が好きなカレーライス、ハンバーグ、スパゲティーなどを夕食にするのは、けしからんという雰囲気もありました。
カレーライスを作るのは祖父が留守をする日が多かったように思います。
義妹も同じように田舎の三世代同居、弟が末っ子長男という環境に育っていましたので、価値観は似ています。嫁である私たちと娘が焦げたハンバーグを食べることに違和感はありませんでした。
今は令和です。娘だから少しムッとしながらも焦げたハンバーグを食べてくれましたが、これがお嫁さんだったなら…
そもそもお嫁さんという考え自体が古いのでしょう。
お嫁さんではなく「息子の妻」です。この家に嫁してきたわけではなく、息子と結婚するのです。
現実には、息子は独身で恋人もいないと思われます。年齢的には結婚していてもいいころですが、そういうことも今は言わないほうがいいようです。
焦げたハンバーグはともかく、長女イチコは気遣いができる子なので、親の意向をくむところがあります。
進路もできるだけ親の負担が少ない方向で考えてくれました。
母の日の贈り物もイチコだけがしてくれます。
非常識な親にはなりたくない、どの子供にも同じようにチャンスを与えてやりたいと願っていますが、はたしてそのようにできているでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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