「ダイエット中なのに、またお菓子を食べてしまった…」
「夕方になると、どうしても何か食べたくなる」
「お腹は空いていないはずなのに、口寂しくて食べてしまう」
そんな経験はありませんか?
食べてしまうたびに、
「もっと我慢しなきゃ」
「私って意志が弱いな…」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
でも、食欲が強くなる背景はひとつではありません。
食事量、食事のバランス、食事の間隔、睡眠、疲れ、ストレス、習慣など、いろいろなことが関係しています。
だからこそ、
「どうやって食欲を抑える?」より先に、「なぜ今、食べたいんだろう?」と考えること。
今回は管理栄養士の視点から、間食や食べすぎが気になるときに確認してほしい7つのポイントをご紹介します🌱
① 朝食や昼食を減らしすぎていない?
夕方になると毎日のようにお腹がペコペコ。
そんなとき、間食だけを見るのではなく、その前の食事を振り返ってみましょう。
たとえば、
・朝はコーヒーだけ
・昼はサラダとスープだけ
・ダイエット中だからご飯はほとんど食べない
という状態になっていませんか?
日中の食事が少なければ、あとから空腹を感じるのは自然なことです。
そこでさらに、
「お菓子を食べないように我慢しよう」
と頑張るだけでは、つらくなってしまいます。
まずは、
間食を減らす前に、朝食や昼食が足りているか
を見てみてください。
② 主食・主菜・副菜はそろっている?
食事量だけでなく、食事の中身も確認してみましょう。
目安にしやすいのが、
主食+主菜+副菜
です。
主食
ご飯・パン・麺など。
体や脳を動かすためのエネルギー源になります。
主菜
肉・魚・卵・大豆製品など。
たんぱく質を摂ることができます。
副菜
野菜・海藻・きのこなど。
ビタミン・ミネラル・食物繊維を補います。
特にダイエット中は、
「たんぱく質を摂らなきゃ」
と意識するあまり、主食をかなり減らしている方もいます。
また、野菜だけでなく、豆類・海藻・きのこ・果物・穀類など、さまざまな食品から食物繊維を摂ることは、腸内環境を整えるうえでも大切です🌱
何かひとつを増やしたり減らしたりするより、
まず食事全体を見る
ことを意識してみましょう。
③ 食事と食事の間が空きすぎていない?
「16時になると必ずお菓子が欲しくなる」
という方。
昼食を何時に食べたでしょうか?
12時に昼食を食べて、夕食が20時。
これなら途中でお腹が空くこともありますよね。
そんなときは、
間食=ダイエット失敗
ではありません。
夕食まで長時間空くのであれば、
・ヨーグルト
・果物
・牛乳や豆乳
・少量のナッツ
・小さなおにぎり
などを取り入れる方法もあります。
何を選ぶかは、その日の食事や夕食までの時間によって変わります。
「間食をゼロにする」ことより、
その後の夕食まで無理なく過ごせる方法を考える
ことが大切です。
④ 「お腹が空いた」のか「何か食べたい」のか考えてみる
同じ「食べたい」でも、理由は同じとは限りません。
たとえば、
「お腹がグーッと鳴っている」
なら、体からの空腹のサインかもしれません。
一方で、
「仕事が終わったら必ずお菓子」
「テレビを見ると何か食べたい」
「イライラすると甘いものが欲しい」
という場合は、
空腹だけではなく、
習慣・口寂しさ・気分・ストレス
などが関係していることもあります。
そんなときは、
「食べちゃダメ!」
と我慢する前に、
私は今、お腹が空いている?それとも別の理由?
と一度考えてみましょう。
理由が分かると、対策も変わります。
⑤ 最近、睡眠不足や疲れが続いていない?
食欲が気になると、どうしても食事だけを直そうとしがちです。
でも、睡眠や疲れも一緒に振り返ってみてください。
たとえば、
・最近寝る時間が遅い
・朝早く起きる日が続いている
・仕事が忙しい
・夕方になるとかなり疲れている
という状態ではありませんか?
睡眠不足が続くと、普段より食欲を感じやすくなることがあります。
その状態で、
「もっと食事を減らさなきゃ」
と頑張ると、さらに負担になることもあります。
そんな日は、
食事を削るより、少し早く寝る。
それがダイエットのためにできる行動になることもあります🌙
⑥ 食べることが「いつもの行動」になっていない?
食べたい理由を探してみると、
実は空腹とは関係なく、
いつも同じ場面で食べている
ことがあります。
たとえば、
・15時になったらお菓子
・帰宅したら冷蔵庫を開ける
・テレビを見ながらスナック菓子
・仕事中に机のお菓子をつまむ
など。
こうした習慣は、意志の強さだけで変えるのが難しいことがあります。
そこで、
お菓子を見えない場所に置く。
食べるならお皿に出す。
帰宅したら先にお茶を飲む。
仕事の休憩では一度席を立つ。
など、
食べる前の行動を少し変えてみる
のもひとつの方法です。
「我慢できる自分」を目指すより、自然と選びやすい環境をつくってみましょう。
⑦ 食べてしまったあと、極端に調整していない?
「昨日お菓子を食べすぎた」
「夜に食べすぎてしまった」
そんな翌日に、
朝食を抜く。
昼食はサラダだけ。
ご飯を食べない。
と、一気に取り返そうとしていませんか?
1回食べすぎたからといって、その翌日に極端に減らす必要はありません。
食事を大きく減らすことで、
また強い空腹
↓
食べすぎ
↓
翌日さらに減らす
という流れになることもあります。
大切なのは、
食べすぎないことより、食べすぎてもいつもの食事に戻れること。
「昨日は食べたから、今日は普通に戻そう」
くらいで大丈夫です🌱
間食は「悪いもの」ではありません
ダイエットを始めると、
「間食=太る」
と思ってしまう方もいます。
でも、間食そのものを悪者にする必要はありません。
大切なのは、
なぜ食べるのか、何を食べるのか、どのくらい食べるのか
です。
本当にお腹が空いているなら、必要に応じて間食を取り入れても構いません。
また、
「今日はケーキを楽しみたい」
という日があってもいいと思います。
毎日の食事は、栄養を摂るためだけのものではありません。
楽しむことも含めて、
長く続けられる食生活をつくること
を大切にしたいですね。
食欲は「抑える」より「理由を見る」
食欲が強くなると、
「どうすれば我慢できる?」
と考えたくなります。
でも、その前に確認してほしいのが、
① 朝食や昼食を減らしすぎていない?
② 主食・主菜・副菜はそろっている?
③ 食事間隔が空きすぎていない?
④ 本当に空腹?それとも口寂しさや習慣?
⑤ 睡眠不足や疲れが続いていない?
⑥ 食べることがいつもの行動になっていない?
⑦ 食べすぎたあと極端に減らしていない?
という7つです。
全部を一度に直す必要はありません。
まずは、食べたくなったときに
「今の私は、どれに当てはまりそう?」
と1つ考えてみてください。
それだけでも、次にできることが見つかりやすくなります。
「私が食べてしまう理由は何だろう?」と思ったら
「夕方になると必ずお菓子が食べたくなる」
「お腹は空いていないのに食べてしまう」
「食事を減らしているのに、なぜか食欲がおさまらない」
食欲の背景は、一人ひとり違います。
私のダイエットサポートでは、食べたものだけでなく、
・1日の食事量
・食事のバランス
・食事時間
・間食
・外食
・睡眠
・運動
・生活リズム
・腸内環境
なども伺いながら、
「なぜ食べたくなるのか」「今なら何を変えると続けやすいか」
を一緒に整理しています🌱
「自分の場合、何から変えればいいか分からない」という方には、「ダイエットの進め方相談」もご用意しています。
食欲と戦い続ける前に、一度今の食事や生活を振り返ってみませんか?
無理な我慢ではなく、続けられる方法を一緒に見つけていきましょう😊