今回は、1回500円のガッシャポンから入手することが出来る
メカニカルバスト 第1弾 νガンダムの全塗装依頼でした。
モビルスーツのバストアップをより繊密に造形したディスプレイモデル
ですね。
発売は2023年6月第5週だそうです。
メカニカルバストシリーズは、今回のνガンダムからスタートして
第2弾 ガンダムエクシア
第3弾 ガンダム・エアリアル
第4弾 ストライクフリーダムガンダム
第5弾 ガンダムエクシア(トランザムカラー)
第6弾 ストライクフリーダムガンダム弐式
と続いて、2024年7月第5週に
第7弾 MSN-04 サザビー
が発売開始となりました。
サイズ感としては、1/60サイズとも劣らず
普段の1/144サイズのHGや、1/100サイズのMG以上に胸部周辺のディテールは細かく造形されていますね。
全体の様子としてはこのようになっています。
造形は自体は細かく作られていますが、角が立っておらず丸くなっていたり、モールドが浅かったりなど、全体的に面がのっぺりとしていて、少しだらしない印象に思いますね。
また、個体差によるものと思いますが、左の肩アーマーを装着すると、すごく大きな隙間が空いていました。
基本的には、組み立てと全塗装のみの製作ですが、リピーター様であることもあり、こちらに関しては修正を行いました。
まずは、大きく「V」字に開口しているため、プラ板を徐々に薄くなるようにして接着。
開口部自体は埋めることが出来ましたが、今度は前方部分に隙間が空いてしまい、単にVの字にプラ板を挟み込むだけではなく、前後方向も薄くする3次元的な加工が必要でした。
そのため、プラ板による修正は不可能と判断してニッパーやデザインナイフを使用してプラ板を除去。
表面を再度ヤスリで整え、今度はパテのみで成型を試みました。
その結果がこちら
きちんとすべての隙間を埋めることが出来ました。
あとは、アンテナ部分のシャープ化や表面のを均一に均すヤスリがけ
角を立たせるように削り込んだり、ご依頼主様こだわりでフェイスパーツを整えるなどの作業を。
ガンプラで主に使われているPS樹脂とは違い、ABSと呼ばれる樹脂が使用されており、強度はあるものの全体的にお餅のように妙に粘り気のある素材でもあるため、削ったりモールドを彫り直したりなどはかなりの一苦労でした。
また、メインで使用しているラッカー系塗料にも耐性がなく、溶剤が浸透することでパーツがボロボロに崩壊するリスクもあり、エアブラシでの吹付け速度や塗料の濃度などにも気を使う商品でした。
フェイスパーツに関しては、何度も何度もやり直しやご依頼主様とのやり取りを経て、 その結果、無事に理想の姿へ形を整えることができました。
内部フレームに関しては、メタリック塗料を複数使用しながら塗り分けを行い
センサー部やカメラアイ部には、ミラージュシートを使用して、見る角度によって玉蟲のような七色に輝いて見えるようにしました。
こだわりを持って製作依頼をされたリピーター様でもあり、その誠意に応えようと納品期限の再設定や多くのやり取りを経て、希望を叶えることが出来たと思います。
改造や改修などはパーツの破損や修正不可になる可能性もあり、本来であればお断りさせて頂いていますが、軽微なものに関しては対応しておりますので、ぜひプラモデル製作依頼とともに相談していただければと思います。
それではまた。