漢詩の風景

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学び
中学国語では、とても有名な漢詩をいくつか鑑賞する機会があり、私はとても楽しみにしている。漢文を習い始める中学生の生徒さんには やはり「春眠暁を覚えず」で始まる孟浩然の「春暁」がとてもふさわしいと思うのだけれど、私が特に惹かれるのは、杜甫の「絶句」だ。

江は碧にして鳥はいよいよ白く
山は青くして花は燃えんと欲す
今春看す又過ぐ
何れの日か是れ帰年ならん

碧の川に白い鳥、青々とした山に真っ赤な花、この美しい春の景色の中で故郷に帰れない寂しさを訴えるこの詩は、その対比が本当に美しく、また切ない。

こうした私の思い入れをこめて生徒さんにお話ししても、若くまだ経験の浅い生徒さんにわかってもらうのは難しいだろう。それでも何かしらわかりやすい言葉でお話してみたいと思う。生徒さんが大人になった時、ふと、なんか中学の頃、この詩をとても好きだと言っていた先生がいたな・・・くらいでも印象が残っていたら嬉しいと思う。


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