竹取物語

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学び
中学一年生の教科書に載っている「竹取物語」を生徒さんと学習した。

考えてみれば、今から千年以上前の平安時代に書かれた作者不詳のこの物語。それでも、授業のはじめに生徒さんに、「『竹取物語』っ何のお話?」と聞くと皆さんちゃんと「かぐや姫」と答えてくれる。「どんなお話だっけ?」とさらに聞くと「竹の中から生まれた小さい女の子が大きくなって最後は月に帰ってしまうお話」などとも答えてくれる。これってすごいことだ。毎回聞いて毎回感心している私である。

そして教科書には、多くの生徒さんは知らない、求婚者のエピソードや最後の帝の「富士山」にまつわる話なども書かれている。ひととおり解説しながら読んだ後に、生徒さんと「くらもちの皇子」のずるがしこさや、帝がかぐや姫を守ろうと送った二千人もの兵士のシーンの描写などについて感想を言い合うのがとても楽しい。歴史的仮名遣いでかかれた原文も載っているので、古典への入り口としてもとても良い。「今は昔、竹取の翁といふものありけり。・・・」と大きな声で朗読してもらうと、「ほら、もうあなたは古典の世界の入り口にいるよ」となるのだ。

教科書に載っている物語や説明文はどれも興味深い作品だが、この「竹取物語」はその成り立ちや歴史的背景から格別なものがある。これからも生徒さんと、このお話しを一緒に読んでお話をする機会があればとても嬉しい。


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