「ガクチカがない」は思い込み。 バイトや授業でも伝わるエピソードの作り方

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こんにちは。現役で大手日本企業の採用担当を務めています。

毎年、ES選考の時期になると
「自分には語れるようなガクチカがないんです…」
という相談をよく受けます。

でも、採用担当として思うのは、「ガクチカがない」という悩みの9割は、エピソードの問題ではなく、書き方の問題です。

そもそも「すごい経験」は必要ない


採用担当が学生時代力を入れたことで見たいのは、
「何をしたか」ではなく「どう考えて動いたか」です。

週3回のカフェバイトでも、ゼミの発表準備でも、
資格取得の勉強でもまったく構いません。

大事なのは経験の大きさではなく、
その経験の中にある「あなたらしい思考と行動」です。

起業経験や全国大会入賞があっても、
それを「何となく頑張った話」として書けば評価されません。
逆に、ごく普通のアルバイトでも、
「課題に気づき、自分で考え、動いた」という筋が見えれば、
採用担当の目は止まります。

伝わるガクチカに必要な「3つの要素」


どんな経験でも、この3つが揃えばガクチカになります。

① きっかけ or 課題:なぜそれに取り組んだか/どんな問題があったか
② 自分の判断と行動:何を考えて、何をしたか(ここが一番重要)
③ 結果と気づき:どうなったか、何を学んだか

たとえば「飲食店バイト」でもこう書けます。

「週末の混雑時間帯に注文ミスが頻発していた(①)。
原因を観察すると、口頭での注文確認に依存していたと気づき、
自分でオーダーシートの記入ルールを提案・実施した(②)。
その後3週間でミス件数がゼロになり、店長から業務改善を評価された(③)。」

これで十分です。
「すごいこと」は何もしていません。
でも採用担当には「課題発見→自分で考えて動く→成果を出す」という
思考のプロセスがはっきり見えます。

授業・ゼミのような経験でも使える


「授業や勉強はガクチカにならない」と思っている人も多いですが、
これも思い込みです。

「なぜその分野に興味を持ったか」「どう学んだか」「何が変わったか」
が書ければ、立派なガクチカになります。

ゼミで自分なりに調査を工夫した、
苦手な科目をどう克服したか、
グループ課題で意見がぶつかったときにどう動いたか。
そのどれもが、あなたの「思考と行動」を見せられるエピソードです。

書き出す前にやってほしいこと


まず、自分がこれまでに「困ったこと・工夫したこと・変えたこと」を
箇条書きで10個以上書き出してみてください。

アルバイト、授業、部活、資格、趣味、なんでもOKです。

そのリストを見直したとき、
「なぜ困ったか」「どう動いたか」が言えるものが1つでもあれば、
それがあなたのガクチカです。

「ネタがない」のではなく、
「ネタに気づいていないか、書き方を知らないだけ」
というケースがほとんどです。

最後に


書き出したエピソードをどう整理すれば伝わるか、
ESに落とし込んだとき採用担当にどう読まれるか。

そのフィードバックを、現役採用担当の視点でお伝えすることができます。
「書いてみたけど自信がない」「どのエピソードを選べばいいか迷っている」
という方は、プロフィールページからお気軽にご相談ください。
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