「やりたい」と「やらねば」の話2

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コラム
さて、前回「やりたい」と「やらねば」の話をさせていただきました。

今回はその「やらねば」という義務が自分の中で勝ってしまったとき
どうすればいいのかというお話をさせていただきます。

もちろん前回も少しお話した通り、人はみな考え方も育ち方もちがいますから、これをすれば確実ということはありません。
しかし、やってみる価値はあると思います。

まず、第一歩として、自分が「欲求」と「義務」をごちゃ混ぜにしてしまっていることに気づくことです。
これは、前回の記事を読んでハッとしたかたはもうできていると思います。

では次に、静かに自分と向き合います。

今どうして義務になってしまっているのかを考えます。
これは人によってちがいます。
マネージャーや先生に振り向いてもらえない焦り。
事務所や養成所のライバルとの力の差
声優として仕事が来ない不安。

それらと一度よく向き合ってみます。
私はアロマなんかを焚いて、お風呂に使ってゆっくり考えます。

自分んの義務の原因がわかりましたか?
おもい当たらない場合はもっと過去に原因があるかもしれません。
さかのぼって考えてみましょう。

そして一通り出てきたら、次にこう考えます。
「それって、今自分の演技にプラスになるもの?」

口にだして問うて、口に出して答えます。「いいえ」

口に出すことで自分の体にすとんと落とします。

そのあと、「欲求」を考えてみます。
今まで自分はどうして表現が好きだったのか。
同じように口に出して
「今、自分は表現がしたいか」と問います。
もちろんそう思っているのであれば答えは「はい」。

これは一日ではできません。
気づいたときに何度もおこなってください。

ここで注意してほしいのが、このワークも「義務」にならないようにしてください。
口に出して今日も「せねば」になってしまっては義務の思考からぬけだせません。

今回はいくつかある方法おの中から潜在意識に問いかける方法を行いました。

ここまで読んでくださった方は、ふと疑問に思うかもしれません。

これって演技に何の関係があるの?
確かに「義務」になると苦しいけど、演技のクオリティには関係ないのではないの?

次はそこに焦点をあててお話できればと思います。

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