ヴィゴツキーの社会的構成論的アプローチに触れる

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こんにちは!
心理学客員研究員の原です。

今回は,ヴィゴツキーの社会的構成論的アプローチについて書いていきたいと思います。

社会的構成論的アプローチって難しそうなイメージですよね。
私もこの内容を理解するのに少し時間がかかりましたが,わかると人間の発達においてとても大切なことだと感じるようになりました。簡単に触れますので,ご興味を持った方はいろいろと調べてみてください。

早速,社会的構成論的アプローチとは何かということですが,これは人間の精神機能+社会的・文化的要因を考慮したアプローチになります。これだけではわかりづらいので具体的にその特徴を見ていきましょう。

特徴の1つ目は,発生的分析の必須性です。
これは,人間の行動の本質をとらえるには,その起源と発達的変化明らかにしていくことが必要ということを指します。

特徴の2つ目は,人間の精神機能は道具,言語,記号が媒介する間接的活動です。
これは,人間は言語などを使用して考えを伝えたり,考えたりしていることを指します。例えば,伝えることについて,相手に「好きです。付き合ってください」ということは一つの間接的活動といえます。また,考えることについて,「どのようにすればうまく論文が書けるのか」を思考すること,それ自体が間接的活動といえます。

特徴の3つ目は,人間(個人)の精神機能の社会的起源です。
これは,人間の精神機能は社会的活動の中にあり,2度,2つの水準で現れると想定することを指します。1つ目の水準は社会的レベルの精神間機能です。この例えとして,言葉(外言)を使って他者とコミュニケーションすることが挙げられます。2つ目の水準は個人的レベルの精神内機能です。これは,例えば言葉(内言)を使って考えること,思考することが挙げられます。

ヴィゴツキーの社会的構成論的アプローチの特徴の1つ目はさまざまな研究者と似た内容になっているのですが,特徴の2つ目,3つ目は比較的ヴィゴツキーのオリジナルな内容となっていて面白いです。『思考と言語』という本が出ていますのでご興味のある方は一度,手にとってみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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