周りと比べることで感じる焦り
「周りと比べてできない自分ばかりが目について落ち込みます」
就職活動中の学生から、大人の皆さんまで、多くの方から聞く言葉です。就活は合否、仕事は評価・昇進という形で、成果や活躍が目に見える形でわかります。そのこと自体を楽しいと思える方もいる一方で、それが辛くなったり苦しくなったりすることもありますよね。
周囲の友人が内定を取る中で自分はなかなか合格が出ない、同期が昇進したのに自分はなかなか昇格の話が出ない、などなど環境や状況に応じて違いはあるものの、それらが「他人と比べることによる焦り」であることは共通しています。
他人と比較してもいいことなんて全くない!
無意識につい他人と比較してしまうことってありますよね。でも、いいことはありません。具体的には以下の通り。
①自己肯定感の低下
他人の成果や評価ばかりを気にすると、自分の成長や努力を正しく評価できず「自分は劣っている」という(勝手な)思い込みが強まります。あなたはそんなことないにも関わらず、です。結果として自信を失い、挑戦する意欲も下がり、行動量が減ることでさらに自信を失う、という負のスパイラルに陥ります。
②本来の強みや目標がぶれる
他人の価値観やキャリアパスに引っ張られ、あなた自身が大切にしたい軸を見失いやすくなります。自分にとって幸せにならない進路選択や転職を繰り返してしまう原因にもなります。
③エネルギーの浪費とストレス増大
他人と比較するたびに不安や焦りが生まれ、集中力やパフォーマンスが低下します。成果や成長のために使える時間・体力・思考力には限界がありますが、その貴重なリソースが「他人を気にする」ことに奪われ、結果的に成果も出づらくなっていきます。
意図的に「自分の行動」に意識を戻すこと
比較は「参考」にとどめ、自分の価値観や目標に基づく行動に意識を戻すことが、キャリア形成では効果的です。
学生と社会人では時間軸が明確に違います。学生時代は各年代で2〜6年前後の勝負になりますが、社会人は数十年のスパンでの勝負になるわけです。学生を短距離走とすると、キャリアは超・長距離走です。目指すゴールに、長い時間と労力をかけて到達するものです。その道中で、他人と比較した数カ月・数年の早い遅いは、長い目で見たら大したことないのです。
そう考えると、比べるべきは周囲ではなく自分であることに気づいていただけるのではないでしょうか。他人と比べて成果が出るのが早い・遅いではなく、過去の自分と比べてできるようになったかが大切ということです。無意識に他者と比べてしまう自分に気が付いたら、自分の軸に意図的に戻して、自分自身に向き合うことが重要だといえますね!
今日はここまで!
皆さんの心に火が灯るきっかけになりますと嬉しいです!