🌙ごきげんよう。離婚戦略アドバイザー 結月です🌙
我が家もこれ、何度もありました。
熱があるのに動くのは私。布団で寝込むのは平熱の夫。
今回は、そんな「マンフル型モラハラ」の正体について書きます。
🌙はじめに
マンフルって、聞いたことありますか?
“man flu(マン・フル)”──直訳すれば「男性の風邪」。
軽い風邪なのに、大げさに「しんどい」と言って何もしなくなる男性のことを、ちょっとした笑い話として表す言葉です。
でも、私が見てきた“マンフル”は、笑えるものではありませんでした。
家事も育児も投げ出し、病院にも行かず、「水持ってきて」「うるさい」と命令だけはする。
こちらが高熱で寝込んでも「俺の方がしんどい」と張り合ってくる。
それはもう、「風邪をひいた男性」ではなく──
風邪を口実にして責任から逃げる、“マンフル型モラハラ”でした。
今回は、そんな“風邪を利用した支配”の構造について、
「ただのマンフル」との違いも含めて整理しながら、どう対処すべきかを考えていきます。
🌙マンフルとは?
マンフル(man flu)とは、軽い風邪でも大げさにふるまう男性のことを指す言葉です。
喉が痛いだけで布団にこもり、「水持ってきて」「静かにして」と家族に指示を出す。
気づけば、家の中で“看病される側”として振る舞い、
周囲が気を遣う空気ができあがっている──そんな“あるある”です。
医学的には、男性の方が風邪や痛みに弱いという説もあり、
体のつくりやホルモンの違いも関係しているとも言われています。
また、男性は「体調不良のときに配慮されやすい」という
社会的な空気に甘えてしまう傾向もあるのかもしれません。
もちろん、具合が悪いときに休むのは当然のことです。
でも問題は、風邪をひいた瞬間から「王様」になってしまうこと。
病院にも行かず、熱も測らず、テレビを見ながら「今日は無理」と言ってすべてを放棄。
家事も育児も丸投げしたうえで、「ありがとう」も「ごめん」も言わない。
ただ、当然のように“お世話される側”として居座ります。
──そして、ここから先は、笑って済ませられない。
「マンフル型モラハラ」のお話をしたいと思います。
🌙あなたが風邪を引いたら「俺も熱あるかも…」
あなたが高熱で寝込んでいても、夫はなぜか張り合ってくる。
「俺もなんか調子悪いかも」「喉がイガイガするんだよね」
そう言って、まるでこちらの不調と“競うように”不調アピールを始める。
熱を測らせても平熱。
それでも「俺もやばい」「気合で持ってるだけ」と言い張る。
でも、苦しそうな様子はなく、ゴロゴロしながらテレビやスマホ。
明らかに“めんどくさいことを避けるための口実”だ。
それなのに、本人は「本当に自分もしんどい」と思い込んでいる。
そこがやっかい。
こちらが「子どもを見てくれる?」と頼んでも、
「俺も調子悪いから無理」と断ってくる。
実際に体調が重いのはこっちなのに、
夫の方が先に「俺はやらない」と宣言し、全てを放棄する。
でも、こちらの体調が悪くても、子どもは待ってはくれない。
泣く。騒ぐ。食べたがる。トイレも失敗する。
結局、平熱の夫が寝込み、高熱の私が無理をして面倒を見る。
これが、「マンフル型モラハラ」の典型。
体調不良を“盾”にして、責任から逃げようとする構造。
しかも本人にはズルさの自覚がない。
「自分だってしんどいのに頑張っている」と思い込んでいるから、余計に話が通じない。
あなたのしんどさは軽く扱われ、
本人の“気がする程度の不調”だけが尊重される。
そのたびに、心がじわじわと削られていく。
そして──苦しいときに助けてもらえなかった記憶は、
一生忘れられない恨みになる。
🌙なんで「マンフル型モラハラ」をするのか
「やりたくないから」それが一番の動機ですが、それだけではありません。
マンフル型モラハラを生むのは、もっと深い“土台”にあるものです。
① 責任を抱える力がない(回避型の思考)
頼られるとプレッシャーを感じて、無意識に逃げたくなる。
風邪は「何もしなくていい理由」として使いやすく、
少しの不調でも“免除”されようとする傾向があります。
② 共感力が低い(他人のしんどさが見えない)
こちらが高熱でも、子どもが泣いていても、
「自分の方が大変」と言い出す。
人の限界に気づけず、自分の主観だけで動いてしまうタイプです。
③ 「世話される側」が当たり前になっている
実家や過去の環境で、自分が“してもらう立場”だった人は、
家庭でもそのポジションが当たり前と思っています。
体調不良を口実に、それを強化しているだけとも言えます。
④ 家事・育児は自分の役割ではないと思っている
そもそも「やらなきゃ」という意識がない人もいます。
風邪は関係なく、家事や育児は「嫁がやるもの」と思い込んでいて、元から関わるつもりがない。
ただ、“体調不良”があるときだけ、堂々とそれを表に出してくるのです。
──これは、間違いなく「怠け」であり「甘え」です。
どんな理由があろうと、
・自分が軽い不調でも、重い相手に押しつける
・当然のように看病される立場に収まる
・頼まれても断る。自分からは動かない
気付きにくい特性、共感する力が弱いと言う自覚があるかどうかではなく、
その態度に巻き込まれて、誰かが苦しんでいるかどうか。
そこが、マンフル型モラハラを“ただの風邪”と分ける最大のポイントです。
🌙マンフル型モラハラへの対処法
マンフル型モラハラは、ただの“風邪の甘え”ではありません。
責任放棄、無関心、支配。
だからこそ、「やさしく受け止める」だけでは状況は悪化します。
相手が動かないなら、こちらの対応を変えるしかありません。
① 共感しすぎない
「そっか、大変だね」と受け止めるのはほどほどに。
相手の“しんどいアピール”に深く共感しすぎると、
ますます“やらなくていい空気”が強くなります。
② 最低限の世話しかしない
体調が悪い人に必要なのは看病ではなく、“静かに寝かせること”。
食事・飲み物も可能な範囲で。
「できる範囲で対応する」が基本です。
③ 自分の体調を“数値”で伝える
感情で訴えても響かない相手には、事実で示す。
「私、38.5℃あるから今日は動けません」
「あなたは何度? 平熱ならお願いします」
体調の“重さ”を、はっきり言語化して突きつけましょう。
④ 子どもへのしわ寄せを防ぐ
子どもは何も悪くない。
でも、夫の“寝込み”によって騒ぐな・静かにしろと怒鳴られ、
理不尽にストレスを与えられる。
その場合は、距離をとって別室に移すなど、先に守るべきは子どもです。
⑤ 記録する(被害を“証拠”に変える)
明らかにモラハラと重なっている場合、
こうした態度の積み重ねは**「家庭内の責任放棄・精神的DV」**として見なされることがあります。
・体温
・状況
・誰が何をやった(やらなかった)
を、日記やメモに残しておくことが大事です。
巻き込まれないこと。期待しないこと。事実で線を引くこと。
これが、「風邪を口実に支配してくる人」への、静かな対抗手段です。
🌙おわりに
風邪をひくのは、誰にでもあること。
本当に体調が悪いときは、誰だってつらいし、休むべきです。
でも──その不調を理由に、家事も育児も責任も全部押しつけられたら?
しかも、こちらはもっとつらい症状でもお構いなかったら?
それはもう、ただの「風邪」ではありません。
子どもが泣いていても、夫は平熱で寝ている。
こちらが高熱でも動かざるを得ない。
そんな経験が積み重なると、心に残るのは疲れではなく、恨みです。
苦しいときに助けてもらえなかった記憶は、
何年たっても消えません。
「たまたま調子が悪かっただけ」
「具合悪いときはお互いさまだよね」
──そうやって自分を納得させようとしても、
その場面で感じた絶望や怒りは、確かにそこにあります。
だからこそ、はっきり言います。
「マンフル型モラハラ」は、受け流してはいけない問題です。
やさしさで黙ってしまうのではなく、
事実を見つめて、線を引いていくこと。
自分の苦しさを軽く扱わないこと。
風邪を利用して逃げる人に、
自分の命まで削って付き合う必要なんて、どこにもない。
🌙最後まで読んでくださり、ありがとうございました
このnoteは“優しい言葉”では救われなかったあなたのために書いています。
誰かのせいで、自分の人生が壊れていくのを、もう黙って見ている必要はありません。
「あなたの感じていた違和感は、正しかった」。
そう言い切れる材料が、ここにあります。
今度はあなたが、自分の足で抜け出す番です。
そしてもし、この言葉が今のあなたに響いたなら、
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必要な言葉が、必要なときに、あなたに届きますように──🌙