うつ(鬱)の死にたいは「症状」と説明する

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コラム
「死にたい」と言われると、誰でもギョッとします。
それが、大切な方ほど、動揺は大きいものです。

医師に診断を受けている病気であるか、
一般に言われる、よくうつ状態かに限らず、
「死にたい」と言われた時は、
いま、うつ状態なのでそんな気持ちになるのだ、と
理解しておく事は、
ご本人にも、周囲の人たちにも助けになります。

死にたいほど辛い何かがあったから、
死にたくなっているのだ、
何とか原因を取り除いてあげなくては、ではなく、
うつ状態⇒死にたいと理解しておく事です。

そして、うつ状態の原因は、
溜りに溜まった、心身の疲れ。

これだけの構造を見ておくと、
対処の方法が見えてきます。

とにかく、これ以上負荷をかけない事。
エネルギーが枯渇しないようにする事。

休む、眠る、が先決です。

(エネルギー)-(活動量)でエネルギーを貯金していく
スマホを充電していくようなイメージです。

ほとんと充電できていないような段階で、
気合いを入れて動こうとすると、
エネルギーが切れて死をイメージするような状態になります。

心を休ませるには、
トレーニングは必要な事が多いものです。
完璧でなくて良い、ほどほどで良いといった事を
自分に馴染ませていくような練習です。

それでそれで意味があるのですが、
心と体は表裏一体。
まず、体だけでも休ませる。
眠れなくても横になる、
といった事から初めていただければと思います。

あせって休んでいられない、といった方は、
カウンセリングで休むタイミングや、
やらなければと思っている事がどこまで本当に、
やるべき事なのか、
といった事を話あってみませんか。

それだけでも、楽になれると思います。


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