闇の心を原動力に変える

闇の心を原動力に変える

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 時々「闇の心を持ってはいけない」「こんなネガティブなことを考えてはいけないのでは」と仰る方がお見えになります。
 一言で「闇の心」と言っても、その「闇」とは人によって様々でもあります。
 「嫉妬心」「どうせ自分はダメ」「劣等感」「他者との比較」「怒り」など、挙げればキリがないほどの「闇」と言い換えても良いくらいのネガティブな気持ちやワードはあることでしょう。
 しかし、「闇」がなければ「光」も存在しません。「光」があって、「闇」もまた存在するのです。ですから、「闇の心」を持ってはいけないということはないのです。
 思うのは自由であり、それを行動に移すとなると、その行いに対しての責任が生じます。
 私たちが良くやりがちなことは、思ったことをすぐに口に出して言うということは、その内容については悪業を積むこともあるのです。
 したがって、仏教界では十戒と言って、10個の行いを戒める戒律がありますが、そのうちの実に4つは口(言葉)に関する戒めがあります。

・「不妄語」は嘘をついてはいけない
・「不綺語」は綺麗ごと、無意味なことは言ってはいけない
・「不悪口」は乱暴な言葉は使ってはいけない
・「不両舌」は筋の通らないことを言ってはいけない

 以上の4つが十戒のうちの「口(言葉)」に関する戒めです。

 しかし、この4つを守ろうとするだけでも、なかなか大変なものです。

 言いたいことを我慢する、飲み込むことだって必要な時があります。我慢をするとそれが愚痴となったり、闇の心へと発展していってしまったりすることがあるのです。

 また、上記の4つの行いをしょっちゅうする人は、他者から嫉まれたり、怒りをぶつけられたりする場合もありますので、本当に気を付けるべきことであります。

 この悪業を日常生活でしょっちゅうやり合っているために、嫉妬や怒り、劣等感を抱いたり、抱かれたりするものです。

 このネガティブな心、つまり闇の心を光へと昇華するためには、他者の言動を自分がどう捉えているかを徹底的に見直す必要があります。
 その方法としては、色々ありますが、ひとつはその羨ましい状態にある人の真似をしてみることです。

 その人が成功するまでに何をしたかを調べ、観察し、そして自分自身もそれを真似てみるのが、自分が理想の自分になるための早道でもあります。
 羨ましがっている暇があったら、実践してみましょう。そうすることであなた様自身も人が羨む生活を手に入れることができるかもしれません。
 成功者とて、見えないところでは血の涙も出るような努力をしているかもしれません。
 そこを知ることが出来た時、自分が嫉んでいたことが愚かなことであったと気が付くことができるでしょう。そうすると嫉妬するなどの闇の心は光へと昇華していきます。
 それが闇の心が原動力となる瞬間です。
 闇の心を感じたら、自分の他者への物の見方、捉え方が正しいか否かを検証すると良いでしょう。
 その気づきが大きな成長へとつながります。


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