前回は、 皿の上にナイフとフォークを脇にそのセンターに位置する「食」という一文字の姿が特徴的な未来の地図記号「飲食・レストラン」について紹介しました。
次は、不特定多数のお客さんを乗せ、一定の道筋を決められた時刻表に従って運行するバスであり、またその停止する場所のこと「路線バス・バス停」の地図記号について紹介します。
さらに、主に長距離で運行するために高速道路で移動するバスのこと「高速バス」の地図記号についても触れていきます。
調べてみると教科書に掲載されているような従来の記号は、「バス停」のみで、「高速バス」はありませんでした。
白丸の下に、逆さまにしたアルファベット「T」がくっついた状態が特徴です。
また駅などの案内でバスのアイコンがありますが、個人的な目で見る限り、一般的に正面から見たバスのイメージが特徴です。
私は上記述べた記号・アイコンを再度見たところ、以下のような疑問が湧きました。
「私が見る限り『路線バス』と『高速バス』のアイコンは同じであるが、道筋は全く異なるので、互いに違うアイコンに区別した方が良いのでは?」
「国内で帰省や出張時に利用する客が多いはずなのに、なぜ『高速バス』の地図記号が存在しないのか?」
「『バス停』のみ地図記号が存在しているが、『路線バス』のみであるか、『高速バス』も含まれるのか未だに疑問が残る。」
「『高速バス』の地図記号を作った方がより分かりやすくなるのでは?」
このような考えから、次のように未来の地図記号として表現しました。こちらです。
未来の地図記号「路線バス・バス停」です。
「高速バス」より四角化しているのを強調して、斜め45度から正面を見たバスを記号化にしました。
ここで、バスのイメージに漢字の「路」とアルファベットの「R」が書かれていますが、前者は「路線バスが止まる場所」であることを強調するために明記し、後者は訪日客にも理解しやすいように、英語表記「Regular Route bus」の頭文字を取り入れたという工夫をしました。
次は、未来の地図記号「高速バス」です。
こちらも斜め45度から正面を見たバスの姿から記号にしましたが、「路線バス・バス停」との違いは全体的な形が少し丸みを帯びている点です。
ここで文字の書き方や位置は「路線バス・バス停」の場合と同様で、バスのイメージに漢字の「高」とアルファベットの「H」が書かれていますが、前者は「高速バスが止まる場所」であることを強調するために明記し、後者は訪日客にも理解しやすいように、英語表記「Highway bus」の頭文字を取り入れたという工夫をしました。
また「かわいらしさ」という要素を取り入れることで、さらに見る人に惹きつけられるように漢字の一部をハート型にしました。
この2つの記号が将来、教科書などの一覧表で並べると、見る人にとってはより理解しやすくなるのではないでしょうか。