前回は、サンドイッチ、カフェ、そしてそのセンターポジションに位置している漢字の「便」と書かれたおにぎりのイメージが特徴的な未来の「コンビニ」の地図記号について紹介しました。
次は、焼き肉屋やラーメン屋のような飲食をサービスとして提供している場所「飲食店」とファミレス(※ファミリーレストランのことでファストフードとレストランの中間的役割で、子連れの家族でも楽しめる店)のような一般的に西洋料理を提供している場所「レストラン」の地図記号(※まとめて一つの記号)について紹介します。
従来のは、国内向けの記号はなく、外国人向けのみであり、縦に置いたフォークとナイフが並んだ形が由来です。
改めてその記号を見ると、以下のような疑問が湧きました。
「パッと見て『レストラン』と分かる記号であるが、『西洋料理を扱う店』のみで、和食、ラーメン屋や焼き肉屋などの飲食店は含まないのか?」
「洋食以外の飲食店はないのか?」
このような考えから、次のように未来の地図記号として表現しました。こちらです。
皿の上に筆文字で書いたような漢字の「食」をセンターにし、その両端にナイフとフォークを相反的に斜め縦に置いた状態をデザインにしました。
今回の記号は「レストラン」だけではなく、「飲食店」も含まれていることから、和食もあるという印象を強調しているという意味を込めて「食」という漢字の書体を行書体として表現しするという工夫をしました。
皿の上にナイフとフォークに挟まれた行書体の「食」という絵面はこれまで見たことのない地図記号であり、初見でも印象に残ると思うので、将来、教科書や地図などに掲載されることを願うばかりです。