先月、1泊2日の旅行に行きました。
その際の、パッキングに「片付けのノウハウ」が活かせるなぁと感じましたので、まとめてみました。
たとえば…。スキンケア、メイクグッズ、バスグッズ…。
女性の方ならお分かりいただけるであろう、重要かつ、かさばりごちゃごちゃしやすいアイテムです。
このカテゴリーの物は、まとめてポーチなどに入れがちですが、お待ちください。使うタイミングに合わせたパッキングをご紹介します。
私は今回、大浴場のあるホテルに泊まり、大きな湯舟でゆっくりするのを楽しみにしていました。
そうなると、お風呂上がりのお手入れは大浴場のパウダールームで行う事になります。
そこで、パッキング時に、浴場・パウダールームで使用予定の
・バスグッズ(ボディソープ、シャンプー・コンディショナー)
・スキンケア(化粧水・乳液・美容液)(使い切りパウチ使用)
・ヘアケア(ドライヤー前のヘアオイル、ブラシ)
これらをまとめて準備します、さらに、
・お風呂上りに使用する下着、
・脱いだ服を入れる袋
と合わせてひとまとめにします。
これを「浴場グループ」としましょう。
浴場に行く際には、この「浴場グループ」の包みと、ホテル備えのタオル・部屋着を持って行くだけでよいのです。
ホテルに着いて、かばんやポーチの中から、必要な物を集めてその場で浴場グループを作ると、忘れ物をして浴場で「あー、持ってきたのに部屋に忘れたー」とか、面倒だからとポーチごと持って行き、夜は使用しない物があり(ファンデーションなど)大荷物になってしまったり…。(お風呂上りもメイクされる方はOKですよ)何気にプチストレスとなります。
これらのストレスがない事は、湯上りのさっぱりがさらに気持ちよくなる事だと思います。
朝はというと、「身支度グループ」で準備します。その日使用する、
・インナー、靴下やハンカチ、といった小物類
・朝使用のスキンケア(使い切パウチ使用)
・メイクグッズ
・ヘアアイテム(セット用ワックスなど)
これらをまとめておきます。
朝起きて身支度を始める前にこのグループの包みを開いてスタートします。
(ちなみに洋服はホテルに着いたらすぐにハンガーにかけるので身支度グループとは別にしています。)
あと今回は「夜くつろぎグループ」も作りました。
お風呂から部屋に帰ってきてゆっくりする時のアイテムです。
・コンタクト用品(洗浄・ケース)&メガネ
・ボディクリーム(パウダールームで全身塗るのは抵抗があったので笑)
・着圧ソックス・ホットアイマスク(寝る時使用)
です。
パッキングというと同じカテゴリーでまとめがちになりますが、このように、
「違うカテゴリーの物でも、同じタイミングで使用する物をまとめておく」
という事を、整理収納の考え方では「グループ分け」と言います。
このグループ分けは、お部屋の片付けでも重要なポイントとして取り入れられ、グループ分けされるアイテムは、その方の暮らし方によって異なります。
旅行の場合でいうと、今回は「1泊2日、大浴場利用」という条件で考えたグループ分けパッキングでした。
日数が増えたり、大浴場がなかったり、細かく言うとスキンケアアイテムが使い切のパウチタイプか複数回使用のボトルタイプかといった事でもグループ分けは違ってくると思います。
旅行のような状況でのグループ分けは、条件や行動の流れを踏まえてのシミュレーションが重要です。
普段の生活の中でも、何かの準備をしたり、作業をしたりする際に、複数の場所からアイテムを集めている。という事があればグループ分けが有効だと思います。あなたの生活には、そのようなポイントはありませんか?
グループ分けがうまく出来るようになるには、普段から「生活と片付け」の関わりを考えてつつ暮らす事で身についてくるものだと思います。
今回の旅行では、グループ分けパッキングがうまくいき、スムーズに過ごせた事で気分上々でした(^▽^)/
が…この旅行の為に買った、モバイルバッテリーを家に忘れる。というおっちょこちょい…(´;ω;`) それもまた、良い思い出となりました。