あなたは誰に向けて書いていますか?──その問いに答えられれば、原稿は半分できたようなものです。商業出版を狙う著者、Kindleで勝ちたい人、ライターとして仕事を増やしたい人へ。たった今から本屋でもAmazonでもできる、誰でもすぐに実行できる“簡単で即効性のある”3つを紹介します。
あなたは誰に向けて書いていますか?──その問いに答えられれば、原稿は半分できたようなものです。商業出版を狙う著者、Kindleで勝ちたい人、ライターとして仕事を増やしたい人へ。たった今から本屋でもAmazonでもできる、誰でもすぐに実行できる“簡単で即効性のある”3つを紹介します。
① 超具体的に「この人」の顔を描く
まず問いかけ:あなたの本、誰のためにある?
やること:性別・年齢・職業・普段の悩み・休日の過ごし方・SNSでフォローしている人物まで、できるだけ詳細に紙に書き出す。
なぜ効くか:読み手像が明確だと、言葉選び・例え・目次の優先順位が一気に決まるから。ターゲットがはっきりすると、編集者や読者の心に刺さりやすい原稿になります。
私の経験:数万冊を読み企画を作る中で、ざっくりのターゲットでは企画が通らない場面を何度も見てきました。逆に一人の顔が浮かぶ企画は編集者に伝わりやすかったです。
② 発行日と増刷の回数をチェックする(=“売れ力”を測る)
まず問いかけ:そのジャンルで“定番”になっている本はどれ?
やること:本屋なら奥付(最後のページ)で初版・重版の表記を確認。Amazonならレビュー数・総合/部門ランキング・レビュー内容をざっと見る。
なぜ効くか:増刷が重ねられている本、レビューやランキングが高い本は読者ニーズが明確に証明されています。どこが刺さっているかを真似できるヒントが得られます。
私の経験:新企画を立てるときは必ず同ジャンルの増刷状況を調べます。それで企画の需要感が掴め、初動プロモーション戦略も立てやすくなります。
③ 何が「刺さっている」のか、要点を3つ想像する
まず問いかけ:なぜ読者はその本を買うのか?
やること:見つけた本について「買わせる3つの理由」を考える(問題解決/ストーリー/著者の信頼性等)。帯や目次、最初の数ページから推測する。
なぜ効くか:買いたい動機が分かれば、自分の本の“決め手”を作りやすくなります。値段が上がる今、読者は「どうしても欲しい」と思わせる要素にお金を払います。
私の経験:私自身、編集時に必ず“刺さるポイント”を3つ挙げてもらいます。これだけで企画書の説得力が段違いになります。
これらは特別なスキルを要しません。本屋で10分、Amazonで5分あればできます。まずは今日、近所の本屋で気になる3冊を手に取って「誰のため?増刷は?刺さる理由は?」をメモしてみてください。たったそれだけで、あなたの企画・原稿は読者に向き直ります。
気に入っていただけたら「スキ」を押してもらえると嬉しいです。実践してみた結果を教えてくれれば、次の一手(タイトルや帯の作り方など)も具体的にアドバイスします。