共感を超えて「信頼」でつながる─小林正観さんの本から学んだ、著者と読者の理想の関係

記事
コラム
私が小林正観さんの本に出会ったのは、正観さんが亡くなられてずいぶん経ってからのことでした。
年間250冊ほど本を読む私ですが、なぜかそれまで一度も手に取ったことがなかったのです。
それが、ある不思議な“ご縁”から一気に引き寄せられました。

当時、私はある算命学の学校の代表の方の仕事を手伝っていました。
毎回ゲストを迎えて対談を行い、その原稿をまとめるのが私の役割です。
ある日、そのゲストとして登場されたのが——なんと小林正観さんの奥様でした。
代表の方と小林正観さんは、高校時代のクラスメイト。
そのご縁で実現した対談でした。
このとき、私は強い直感を覚えたのです。
「これまで一度も読んだことがなかったのは、このタイミングで出会うためだったのかもしれない」

コロナ禍で深く読みふけった「ありがとう」の思想

その直後、世の中はコロナ禍に突入。
外出もままならない中、私は小林正観さんの著書を次々と読み始めました。
ページをめくるたびに、心が静かに整っていくのを感じました。
小林正観さんといえば、「ありがとうを言い続ける」という言葉が象徴的です。
「ありがとう、ありがとう、ありがとう……」と何度も唱えていると、
神様が“こんなに感謝しているのに何もしていないな”と気づいて
良いことを与えてくれる——そんな教えです。
最初は少し不思議にも思えましたが、
実際に「ありがとう」を意識して生活してみると、
人との関係も、物事の流れも、少しずつ変わっていくのを感じたのです。

人生のシナリオは、自分で書いて生まれてくる

もうひとつ、私の中で深く残っている言葉があります。
それは「人生のシナリオは、生まれる前に自分で書いてきたもの」という考え方です。
たとえ困難なことが起こっても、
それもすべて自分が用意した“シナリオ”の一部。
だからこそ、目の前の出来事を淡々と、
誠実にこなしていくことが大切——。
受験勉強に打ち込んだことも、努力して資格を取ったことも、
すべてシナリオの中に最初から書かれている。
そう考えると、どんな出来事も意味を持って立ち上がってくるのです。

共感を超えた「信頼」というつながり

私は小林正観さんの本を通じて、
単なる「共感」を超えた「信頼」を感じました。
すでに亡くなられている方なのに、まるで近くにいるような安心感がある。
その感覚は、どんな対面の関係にも負けないほど強いものでした。
そして不思議なことに、
その後、私はご縁をいただき、小林正観さんの過去の絶版本から
テーマを設定し、抜粋をまとめる形でシリーズ3冊の編集を担当することになりました。
亡くなられた著者と、編集者として関われるという体験——
まさに、これも私の「シナリオ」に書かれていたのかもしれません。

著者と読者を「信頼」でつなぐ電子書籍を

私は現在、電子書籍のプロデュースを行っています。
ただ単に「本を出すお手伝い」をしているわけではありません。
著者が本の中で語る言葉が、
読者の人生の中で「共感」を超え「信頼」に変わる。
そんな関係が生まれる一冊をつくりたいと思っています。
小林正観さんの本に出会い、編集を通して感じた
“言葉の向こうにある信頼”という奇跡。
それを次の世代の著者と読者の間にも
つないでいくのが、今の私の使命だと思っています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら