「もっと家族と過ごせばよかった」──患者さんたちの声から学ぶ、大切な時間の過ごし方

記事
コラム
はじめに

私は終末期看護の現場で、多くの患者さんと時間を一緒に過ごしてきました。
その中で特に心に残るのは、
「もっと家族と過ごせばよかった」という言葉です。

人生の終わりを迎えた人々が語るこの思いには、私たちが普段忘れがちな大切な教訓が隠されていると思います。

今回は、患者さんの声「家族と過ごす時間」の価値について考えてみたいと思います。


「もっと家族と過ごせた」──患者さんの本音

ある日、患者さんに「お前は後悔があるか?」と聞かれました。

私は「山の様にある。でも取り戻せないですよね。」と答えました。

その答えに対して患者さんは話を続けます。

「本当に取り戻せないのか?ちょっと手を伸ばせば変えれる事もあるんじゃないのか?諦めるのは早くないか?」と。

 続けてこう話されました。
「何で聞いたかというと、俺がそうだから。
仕事ばかりしていて、気付いたら子どもたちが大きくなって、孫もいて…
その成長をもっと見守る時間があったはずなのに、ほとんど
一緒に過ごしてなかった。」
「一生に一度しかない時間を使って仕事ばかりして、
家族と向き合えなかった。その結果こどもが知らないうちに
どんどん大きくなって、今になって後悔しているから…。」

そして、「お前はそうなるなよ!」と。


時間は有限──気付いた時に始めることの大切さ

 患者さんの話を聞いていて感じたのは、時間の有限さです。
 忙しい日常の中で、自分の命の時間は減って行きます。
その中で何と向き合うと自分が後悔が無いのか?と
考える事も忘れるくらい。

 正直、ここ最近まで自分も忘れていました。
10年ほど前にこんな貴重な話を聞いて、思いを伝えてくれていた。
しかもお一人では無く、たくさんの患者さんから…。

 最近自身の成長の為に学ぶ時間を取っていますが、時間は有限だと改めて感じています。

命の時間はお金では買えない。

健康もお金では買えない。

 看護師として約25年の経験で何十万人の病気と向き合い、健康な時が良かった。と話す人と出会ってこの事を知っていたはずなのに。

 だからこそ、今日から変えてみませんか?

 毎日忙しい現代において、簡単に変えるのは難しいかもしれません。
でも、意識するだけで考え方や動きが変わります。

 患者さんが話してくれた家族との時間については
特別なイベントを過ごすでは無く、日常の中でも良いと思います。

 一緒にご飯を食べ、一緒に笑い、何気ない会話を楽しむ。
それが宝物になる。そう感じています。

ちなみに、

【あなたのお願いを何か一つ叶えるとしてやりたい事は何ですか?】

という質問を患者さんに聞いてみた所、1番多かったお願いが
「自宅に帰って、家族でごはんが食べたい。」というお願いでした。
それくらい日常の中に大切な事、宝物があると思います。


今日からできること
 この話を思い出して、今日から何が出来るのか?と改めて考えました。
あくまでも自分の考えですが、今こんな事に挑戦しています。

1.「ありがとう」と「ごめんね」を伝える
 感謝の気持ちや自分の思いは言葉にできます。
 でも心の中で思っているだけでは伝わりません。だからまず口に出す事にしています。
 言葉は相手へのプレゼントだから。

2.一緒に過ごす「予定」にする
 家族が居ない自分ですが、優先すべき事はスケジュールにして何よりも優先しています。
 だから、家族との時間も意識的にスケジュールに組み込むことで、取れる事になるのかなと考えます。

3.スマホやテレビをオフにする
 せっかくの家族の時間も、画面に集中してしまうと台無しです。
短い時間でも、目の前の人に意識を向けることが大切だと思っています。これは飲み会などでも意識しています。

4.思い出を形に残す
 写真を撮る、日記を書くなど、大切な瞬間を形にしています。未来に振り返るときの財産になります。


終わりに
「もっと家族と過ごせばよかった」という後悔の声は、
自分に時間の尊さ教えてくれました。

 気付いた今が、これからの残りの時間を大切に出来るようになるチャンスだと思います。

 小さな一歩からでも良い。
一緒に時間を大切にしてみませんか?

今、自分は人生の最後に、

「大切な仲間とたくさんの時間を過ごして幸せだった。」
「最高の時間を過ごして後悔は無いよ。」

と心から言えるような日々を過ごせるように生きています。

あなたも一緒に今という時間を大切にして行きませんか?
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