1/24 VW POLO R WRC 2013 下地作り編
ご依頼者様より公開の許諾をいただいたので、製作過程を何回かに分けて発信します。まずは下地作り編という事で、本塗装前までの工程をご紹介します。
手を入れる前の写真を残していないので比較ができないのですが、キットのままでは面のうねりが気になったので、#380ペーパーを全体的に当てることで細かなうねりを消しました。これによりボディ全体が引き締まった印象に仕上がります。
また、海外キットに良くある特徴ですが、全体的にモールド(溝)が太かったり、曲がっていたりと不安定なので、そのような場所には瞬間接着剤を流し込み、いったんモールドを埋めた後に再度モールドを掘り直します。
上の写真はフロントバンパーとフェンダーのモールドが太かったため、瞬間接着剤を使って掘り直した事例です。
よーく見るとモールド周辺で少し色が違う部分が見えると思います。キットではここまで太かった溝を掘り直した痕跡となっています。溝ひとつで精度の印象が大きく変わるので、ここは時間を掛けてボディ全体のモールドを修正してゆきます。
溝を掘り直した後にいったんサーフェーサーを塗装し、その後、細かな傷を消すために800番で全体的にペーパー掛けを行います。ここでは溝を掘り直した際に生じた傷も同時に修正して行きます。
再度サーフェーサーを塗装して全体に傷が残っていないかチェックします。ここで傷を見つけると、パテや瞬着で修正し、もう一度サーフェーサーを吹いて確認して行きます。
リア側も溝を掘り直し、傷が無いか確認して行きます。
ドア後方のリベットはキットでは凸モールドで再現されていますが、金属リベットに置き換えるため、削り取って穴を開けておきます。
下地作りは確認と修正の繰り返しですが、完成度に大きく影響する工程なので時間を掛けてじっくり行います。
特に海外のキットはモールドの造形が甘いところがあるので、全体的に修正するだけでもキリっとした仕上がりになるので、手を抜かずに仕上げて行きます。
以上、仕上げ編でした。