「もう40代だから…」と諦めかけているあなたへ。人生の「本番」はこれからです。

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こんにちは!
キャリアコンサルタントのきむにぃ(木村尚文)です。

日頃、多くの方からキャリア相談をお受けしていると、こんな言葉によく出会います。

「私、もう40代なんですよね。今さら変われますかね?」

その言葉の裏に、焦りと諦めが入り混じった感情が滲んでいるのが、ひしひしと伝わってきます。
私自身、45歳で長年勤めた会社を卒業し、独立という新しいスタートを切ったばかりです。だからこそ、年齢を重ねてからの変化に対する不安は、痛いほどよく分かります。

でも、少し世界を見渡してみると、40代以降からが「人生の本番」という人もたくさんいるのです。


■ 「大器晩成」と言われる3人の偉人

ジャンルも時代も国籍もバラバラな、3人の偉人のお話をさせてください。

① カーネル・サンダース(実業家)
ケンタッキーフライドチキンの創業者として知られる、あの白髭のおじさんです。
10歳から働き始め、農場、電車の運転手、保険の営業など40以上の職を転々としました。40代でようやくレストランを軌道に乗せるも、65歳のときに高速道路建設の影響で客足が途絶え、ほぼ全財産を失います。
普通なら「もう終わりだ」と諦める状況ですよね。
でもそこから、自分のフライドチキンのレシピを武器に営業し続け、結果としてKFCは世界中に広まりました。

② 安藤百福(実業家)
チキンラーメンとカップヌードルを発明した人物です。
20代で会社を立ち上げ才能を発揮した彼ですが、戦争や事業の失敗が重なり、47歳のときにはほぼ無一文という状況に。
そこから自宅の小屋にこもり、毎日休まず試行錯誤を続け、48歳でチキンラーメンを発明。「人生に遅すぎるということはない」を体現した人物です。

③ 松本清張(作家)
「砂の器」などで知られる日本を代表するミステリー作家です。
小学校卒業後、様々な仕事を転々とし、新聞社の給仕として働きながら独学を続けました。41歳のときに初めて小説を書いて応募し、芥川賞を受賞。40歳を過ぎるまで、誰もこの人が天才作家になるとは思わなかったはずです。


■ 3人に共通していること

業界も時代も全く違う3人ですが、共通していることがひとつあります。
それは、「それまでの人生が一つも『無駄』ではなかった」ということです。

サンダースの40以上の職の経験が、ビジネスの嗅覚を育てた。
安藤百福の事業失敗の経験が、発明への執念を生んだ。
松本清張の貧しさや苦労が、作品の圧倒的なリアリティになった。

遠回りに見えた道のりが、全て後の「最強の武器」になっていたんです。


■ 「計画的偶発性」という考え方

キャリア理論に「計画的偶発性(プランド・ハプンスタンス)」という言葉があります。
スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱した理論で、「成功したキャリアの8割は、予期しない出来事によって形成される」というものです。

人生の転機のほとんどは「計画通り」にはいきません。
偶然の出会い、思いがけないチャンス、想定外のアクシデント。そういうものが、キャリアを大きく動かしていきます。

では、偶然をチャンスに変えられる人と、ただ流されてしまう人の差は何でしょうか?
それは、「それまでにどれだけ積み上げてきたか」です。

サンダースには何十年もかけて磨いたレシピがあり、安藤には失敗から学んだノウハウがあり、松本清張には苦労の中で培った人間観察力がありました。
積み上げてきたものが、偶然の出来事と化学反応を起こしたとき、人は「大器晩成」と呼ばれるステージへと進んでいくのです。


■ 私自身の話をすると…

偉人の後で恐縮ですが、私自身もそうだったと思っています。

会社員時代の最初の3年間は営業成績がさっぱりで、上司に怒鳴られ、やる気もありませんでした。その後、管理職になってからも「お前にはリーダーシップがない」と言われ続け、うまくいかない日々が続きました。

でも、自分にはカリスマ性がないと開き直り、ひたすら部下の話を聴き続けた約9年間の管理職時代。2,000回以上の1on1を重ねてきました。
誰よりも「人と向き合うこと」に時間をかけてきた経験が、今、キャリアコンサルタントとして私の一番の武器になっています。

当時の私は、それが「武器になる」なんて思っていませんでした。ただ目の前の人に向き合い続けていただけです。
でも振り返ると、あの地道な積み重ねがなければ、今の自分はなかったと確信しています。


■ あなたのこれまでが、これからの武器になる

ここまで読んでいただいて、どう感じましたか?
「自分には積み上げたものなんてない」と思いますか?

絶対に、そんなことはありません。

あなたがこれまで経験してきたこと。
悔しかったこと、失敗したこと、遠回りしてきたこと。
ご自身では「不幸だ」「辛かっただけだ」と思っていること。

わかりやすいスキルや資格じゃなくても、その経験自体が花開くきっかけになり得るんです。いつ花開くかは、誰にもわかりません。でも、積み上げてきた人には必ずその瞬間が来ます。私はそう信じています。

「自分のキャリアをもう一度見つめ直したい」
「自分の過去の経験の中に、どんな武器が隠れているのか知りたい」

そう感じた方は、ぜひ一度、私とお話ししてみませんか?
あなたのこれまでの尊い歩みを、一緒に振り返るお手伝いをさせてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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