原点の話

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コラム
母が脳梗塞と認知症になったとき、施設に入れるか、自分で介護するか、本気で迷いました。
正直に言えば、子どもの頃からずっと、「自分は母に愛されていないのではないか」という疑いの目で、母を見続けていました。
介護に入る少し前、母が病院に入院していた頃のことです。
様子を見に行ったとき、母が、何も言わずに紙パックの牛乳を手渡してくれました。
それを家に持ち帰り、ただ、じっと眺めていたとき、不意に、涙が止まらなくなりました。
「俺は、ちゃんと愛されていたんだ」
そう、初めて実感しました。
それが、自分が母を診ると決めたきっかけでした。

介護は、正しさだけでは続きません。義務だけでも続きません。責任感だけでも続きません。
介護が続く理由は、関係です。感情です。意味です。

この文章は、介護の方法を書くものではありません。正解を教えるものでもありません。
これは、ひとりの介護経験者の声として書いています。
もし今、介護の中で迷っている人がいたら、

正しさだけで決めなくていい
感情だけで決めなくていい
誰かの答えを正解にしなくていい

自分の中にある、小さな感情を、大切にしていいと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。

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