男女の永遠のテーマである「浮気」
浮気をする人の心理は、浮気しない人からすると理解に苦しみますが、 そこにはどんな心理が働いているのでしょうか。
そこで、この記事では浮気をする人の心理を考察し、浮気を防止できる方法を紹介したいと思います。
■日本社会の浮気の現状
近メディアでも「芸能人の○○が〇〇と不倫した」という報道をよく耳にします。
芸能人と一般人では違うにしても、実際浮気をしている人はどのくらいいるのでしょうか?
日本の浮気率に関して国が統計を取った公式なデータというものはありませんが、インターネット上での調査や民間の調査会社、さまざまなメディアが不倫や浮気についての調査を行っています。
上記の「男性の約4人に1人、女性の約5人に1人が浮気をしたことがある」というデータから、浮気は男性だけがする社会ではなくなりました。
かつての日本社会では、女性の役割は家事に育児に重きが置かれており、男性が家庭のために働きに出るという風潮がありました。
しかし、女性の社会進出が進んだ結果、自立しながら生活が出来る女性も増えてきたため、浮気をして離婚をしたとしても、その後の生活に困らない女性が増えてきたのです。
■浮気をする心理と行動
男性心理
■性欲を満たす
男性にも女性にも性欲があります。
しかし、男性と女性は異なり男性は本能で子孫を残す目的があり、
「多くの人と性交できるならしたい」という本能が働くがゆえ、1人の女性では満足することができない傾向があります。
「男の頭と下半身は別の生き物」とよく聞きますが、頭では浮気をしてはいけないと理解しているものの衝動的に浮気へ走ってしまうようです。
奥さんや彼女が悲しむと分かっていて浮気する男性心理は、理解に苦しむ女性が多いと思いますが、男性は浮気に対して、そこまで深刻に考えていません。
その理由の大半は「寂しいから」ではなく「単なる遊び」が多いからです。
男性の場合、「相手が好きだから」というよりも単純に「相手が可愛いから」であったり、特に深い理由がないことが多く、奥さんや本命彼女と別れるつもりはないので、浮気を辞めたら本命のところへ戻ってくるケースが多いです。
■刺激が欲しい
付き合いが長くなればなるほど、関係は安定していき一緒にいることで安心感を得られるようになります。
しかし、恋愛の醍醐味は初々しさとドキドキ感!!
安心感を得られるのと反比例するようにこのドキドキ感は薄れていき、どうしてもマンネリ状態になります。
マンネリ状態は早くて3か月から始まると言われており、安定した彼女との日々にあぐらをかき、一時的な快楽を求め羽目を外してしまうケースも多いようです。
この場合、「彼女のことは嫌いではないが、慣れすぎて何も思わなくなった」という、彼女と別れたいというわけではなく、恋の始まりのドキドキ感を味わいたい!
いわゆる「恋に恋してしまっている」のです。
■魅力的な女性がそこにいたから
浮気をするのに特別な理由はなく、偶然そこに魅力的な女性がいて好きになってしまったから、という場合も多々あります。
普段は理想で抑えられているけれど、お酒など何かの要素が加わり、本能が勝ってしまうことも、、、
魅力的な女性につい目がいってしまうのは、男性特有の性(サガ)なのです。
ある研究では、浮気には男性ホルモンの「テストステロン」が関係しているとされています。
目の前に魅力的な女性が現れると、このテストステロンが増え、性衝動や浮気願望が高まるという説も! 男性ホルモンの影響といわれると仕方のない気もしてしまいますが、なんとか理性でセーブしてほしいものです。
女性心理
一見すると「男性の浮気」と「女性の浮気」は同じ行為に思えるのですが、そこに至る理由や心理に違いがあるので紹介していきます。
■寂しい
女性は男性に比べ、寂しさに弱い生き物です。
女性は愛されてないと絶望したときに、浮気に逃げ、男性は必要とされてないと絶望したときに、浮気に逃げる傾向にあります。
恋人がいない寂しさと比べて、旦那・彼氏がいて構ってもらえないほうが寂しさを感じやすく、全然連絡が返ってこない、またなかなか会ってくれない、女性として扱われない、スキンシップがない、、、
そんな時、私って何?と思ってしまうのは当然です。
女性はこの寂しさを、他の男性で埋めようとするのです。
■魅力的な男性がそこにいたから
男性の心理と同様女性にもこのようなパターンはあります。
はじめのうちは「恋人と別れるつもりはない」のかもしれませんが、徐々に気持ちが抑えられなくなり、浮気へと走ってしまう女性もいるようです。
女性は男性と比べ、女性の浮気は本気の恋に発展する可能性が高いです。
■本命への腹いせ
旦那・彼氏が浮気した瞬間、女性も浮気を決意する人は少なくないでしょう。
好きであればあるほど相手の浮気の発覚は頭に来て当然です。
彼氏に浮気されたから復讐しよう!
と(相手が浮気を過去にしていた場合)やられたらやり返す精神が芽生えます。
今までの「好き」だった感情から「自分以上に傷つけばいい」と負の気持ちにかわり、相手を傷つけることで、自分の気持ちが癒えるだろうと根拠もない思い込みをする人も見受けられます。
■浮気をする人の特徴と行動
■スマホのいじり方が変わる
浮気を隠したがるタイプの人は、常時スマホを手放しません。
なぜならスマホには数多くの浮気の証拠が残されているからです。
そしてスマホを手放さないのは、浮気のチャンスを逃さないためでもあります。
例えば男性の場合、女性から連絡が入ったら、即レスして口説きたいことが多いのです。
また、浮気をしている人はスマホの液晶画面を下向きに置くのも特徴的です。
浮気相手からの連絡通知をオフにしていたとしても、一緒にいた時何かの拍子にボロが出るのを防ぐためこのように不自然なほどにスマホに警戒心を抱いている場合があります。
■急に忙しいふりをする
今までは自分のためにしっかり時間をとってくれていたが急に「仕事が忙しい」「その日は予定がつまっている」と忙しいふりをするようになったら浮気をしている可能性ありです。
もちろん本当に仕事が忙しいというケースもありますが、本当に好きで大切な相手なら仕事が忙しくても会う時間くらいは作ってくれるはずです。
浮気をしている男性は、浮気相手といつでも会える状態にしておきたいため、休日を確保されるのが嫌なケースが多いです。
「仕事が忙しい」と言えば浮気を疑われないと考えているのでしょうが、浮気をした時の言い訳あるあるなだけに逆効果です。
■急にダイエット・筋トレを始める
気になる人ができるとダイエットや筋トレを始めます。
特に男性はモテたいと思った時、筋トレを始める生き物です。
今まで筋トレなんか興味なかったはずの彼が急に筋トレを始めたら、女性の気を惹きたいと考えている可能性が高いといえます。
とはいえ純粋に体型維持のために始める人もいるので、どういうつもりなのか見極めましょう。
■浮気を防止する4つの方法
「男は浮気する生き物」と言いますが、男女問わず全く浮気をせず、本命一筋に生きている人も多くいます。
パートナーが浮気をしてしまうのは、今の現状に満足していない何かがあるからです。
浮気防止のテクニックを身に着け、パートナーと良い関係を築いていきましょう。
浮気を防止するテクニックは以下の通りです。
1. 信頼する
束縛されたくないためか、解放感を求めて浮気に走るケースもあるようです。
なので、あえて彼を信じ、束縛しないのも浮気防止に有効かもしれません。
信じるフリでもOKです。
重要なのは「相手が自分を信じてくれている」と思えることです。
ただし、束縛されていないと安心できない性格の人もなかにはいるので、相手の性格を見極めておく必要があります。
恋人からしつこく浮気していないか聞かれたり疑われたりしたら嫌気がしてきますよね。
なので、全く疑わしいところがないのにやみくもに疑うのは止めましょう。それが原因で他の異性に走りたくなったりしたら本末転倒です。
2. 常に追わせる
浮気する人の中には、刺激を求めて「常に相手を追い続けたい」という願望を持っているタイプがいます。特に男性特有です。
この場合、平穏な恋愛関係だと、彼氏は物足りなさを感じ、刺激を求めて浮気をしたくなります。
だから、彼氏のモチベーションを高めるためには、常に追わせる工夫が必要なのです。
さりげなく会社の男性の同僚のことを褒めてみたり、芸能人のことをカッコいいよねと言ったり、匂わせ程度でも十分効果があります。
3. 浮気したら別れると事前に忠告しておく
浮気をする人の多くは「浮気の一回くらい、どうせ許してくれるだろう」と浮気について軽く考え別の異性に手を出します。
要するに、相手の余裕を無くせば浮気をしなくなるということです。
常日頃から「1回でも浮気をしたら別れる」と釘をさし、少しでも不安を与えておきましょう。
言い方のコツとしては、笑顔で冗談っぽくいうことです。間違っても、真顔で脅すことはやめましょう。
男性は「束縛」という恐怖を感じると、癒しを求めて他の女性に走ってしまいます。
笑顔で冗談っぽく言うことによって、「普段はにこやかだけど怒らせたら怖い」と思わせることができます。
4. 共通の趣味をもつ
一緒に共有できる趣味を持てばお互いの距離ももっと縮まります。
長く続いているカップルほど、同じ趣味を楽しめるから心も通い合うのでしょう。
一緒に楽しめる趣味、ぜひパートナーと探してみましょう。
■まとめ
今回は、男女別に浮気をする心理と、浮気されない方法を説明しました。
男性の浮気が単なる遊びの場合が多いことに比べて、女性の浮気は本気の可能性が高いのです。
是非ご紹介した内容を参考にして、お互いに浮気することのない良好な関係を築いていただけると幸いです。