ブログを書くのがとても久しぶりになりました。
2026年に入ってから、確定申告を前にお問い合わせやご依頼が増えています。
昨年末から、インスタの経理アカウントでThreadsを始めたのですが、
1月中旬以降、こんな投稿をとても頻繁に目にするようになりました。
「会計ソフトがわからない」
「どの会計ソフトがいいのかわからない」
「確定申告できるか不安しかない」
(アルゴリズムの影響も大きいとは思いますが…)
今日は、
実際にお客様から受けるご相談と
SNSで多く見かけるお悩みを通して、
私が日々感じていることを書いてみようと思います。
見かけるお悩みは、圧倒的にfreee
これはあくまで私の体感ですが、
SNSで見かける会計ソフトのお悩みは、freeeに関するものが圧倒的に多いです。
実際、私の出品サービスをご利用いただいた方は、今のところ100%freeeユーザーです。
ちなみに、私自身の事業ではマネーフォワードを使っています。
ただ、現時点ではマネーフォワードに関するご相談がほぼないため、
ここ最近はfreeeを集中的に勉強しています。
freeeを使い始める方が多い理由として、実際によく聞くのはこんな声です。
・ECサイトと連携できて便利だと聞いた
・初心者でも簡単とどこかで見た
・会計がわからなくてもできるらしい
・なんとなくfreeeが良さそうだと思った
「簡単そう」というイメージで始めてみたものの、
これで合っているのか不安になり、手が止まってしまう
そんな方が多いのではないかと感じています。
情報が多すぎて、自分の状況がわからなくなる
私のサービスに来てくださる方は、とても真面目な方が多いです。
「まずは自分でなんとかしたい」と思って、たくさん調べてから来てくださいます。
でも、調べれば調べるほど、
今やっていることは本当に合っているのだろうか?
と、自信がなくなってしまう。
ネットには情報が溢れていますし、
前提条件が違えば、正解もまったく変わるのが会計の世界です。
また、「AIに聞いたら嘘をつかれた」という声も耳にしますが、
私自身は質問の仕方や、一般論と個別ケースのズレが原因になることも多いと感じています。
会計のルールや仕訳の考え方を知らないままAIに聞くと、
違う方向へ導かれてしまうことも、正直あります。
結果として、
「何が正しいのかわからなくなった」状態でご相談に来てくださる、という流れがとても多いです。
私は、まずその方の現在地を一緒に確認して、
「今いちばん知りたいこと」を中心に、サービスの範囲内でできるだけ丁寧にお伝えしています。
マーケティングに振り回される人が、1人でも減るように
ここからは、かなり個人的な感想です。
freeeのホーム画面を開くと、
「まずはレシート類の収集・登録から」
というメッセージが目に入ります。
SNSでも
「何をおいてもレシートから」
という投稿をよく見かけます。
自動連携の仕組みがあるのに、なぜ最初がレシートなのか。
正直なところ、私はあまり腑に落ちていません。
最安プランだとレシートアップロードに上限があり、一気に登録するなら上位プランが必要になります。
そこにマーケティング要素を感じてしまうのも事実です。
もちろん、レシートはインボイス制度において重要な証憑ですし、
売上の多い事業者や法人にとって、管理はとても大切です。
ただ、
・開業したばかり
・初めての確定申告
・免税事業者
・利益がほとんど出ていない
こういった方にとっては、もっと優先すべきことがあると私は思っています。
例えば、
・開始残高をきちんと確定させる
・事業用の口座を1〜2つに決める
・それ以外は事業主勘定で整理する
・銀行残高と会計ソフトの残高が合っているか確認する
・未収・未払が正しく計上されているかを見る
これらと並行して、自動連携されていない取引のレシートを登録すればまずは十分です。
「レシートが揃わないと何も進められない」と思い込み、本来悩まなくていいところで時間を使っている方が、実は少なくないのではないか、と最近は感じています。
小さな違和感のうちに、立ち止まってほしい
初期の段階で少し立ち止まって確認するだけで、後々大きな修正をしなくて済むことはたくさんあります。
「こんなこと聞いていいのかな」
「バカみたいな悩みかも」
そう思われる方もいますが、私はお悩みそのものにネガティブな感情を持つことはありません。
むしろ、つまずきポイントのヒントをいただけてありがたいと感じています。
どうぞ、気軽にご相談ください。
私自身も、とても励みになります。