私たちの内面には、理想の自分と現実の自分が共存しています。
理想の自分になりたいという強い願望がある一方で、今の状況を変えたくないと思ってしまう自分がいる。
このような矛盾した感情は、誰にでもある。
その複雑な内面について、一緒に探ってみましょう。
自分の中の手強い存在 - 深層自我
私たちの心の奥深くには、深層自我と呼ばれる「手強い自分」が潜んでいます。
この深層自我は、過去の体験や価値観、そして心の傷を抱えているため、理想の自分に近づこうとするほどに、抵抗感を生み出します。
理想を追い求める中で、何度も立ち止まらせ、そして時には後退させてしまう存在なのです。
表面意識を変えようとする葛藤
表面意識を変えようと一生懸命努力しても、深層自我に阻まれることが多々あります。
自分の意識や行動を変えようとするたびに、邪魔をする自分が顔を出してくるのです。
そのため、理想の自分に近づくために必要な行動をしなかったり、自分自身を疑ったりします。
このような葛藤は決して無駄ではありません。
むしろ、自分自身をもっと深く理解するための大切なプロセスです。
自分の中の抵抗感や不安を見つめ直すことで、なぜそのように感じるのか、何が自分の行動を阻んでいるのかを知るのです。
ベールを上げる - 邪魔をする自分を炙り出す
この苦しいプロセスを経て、自分の中に潜む邪魔をする自分を炙り出すことが重要です。
ひとつひとつの感情や考え方に向き合い、それを受け入れてあげることで、少しずつ柔らかくなっていきます。
自分が何を恐れているのか、そしてそれが本当に自分に必要なのかを見極めることで、理想の自分に近づくための道筋が描かれてきます。
この自己探求は、孤独な旅であると同時に、自己成長のための貴重な旅でもあります。
少しずつ自分と向き合うなかで、心の中の抵抗感を解放する手助けになるでしょう。
これにより、自分自身をより理解し、大切にすることができるはずです。
理想の自分へ向かう一歩
理想の自分に向かうためには、まずは自分の内面を見つめることが大切です。
手強い自分との対話を通じて、自分の本当の気持ちに気付くことで、少しずつ進展していくことができるでしょう。
状況を変えたくない自分も、単なる一部の自分に過ぎません。
自己催眠ヒプノセラピーで、理想の自分に近づくための一歩を踏み出してください。
自分の内なる声に耳を傾けてみませんか？深層自我との対話が、新たな可能性を開く鍵になるかもしれません。
あなたの心の旅が、素敵なものとなりますように。
