■表紙の重要性
「本の表紙に惹かれて手に取りました」
前回の本でとても嬉しいレビューを頂きました。
これはまさしく表紙によって購買意欲をくすぐられて手に取ってくれた実例です。表紙をきっかけに手に取り、初めてKindle出版の存在を知ったという方もいました。
このような生のレビューを頂くと「がんばってよかった〜!」としみじみ思えるんですよね。
僕は現在本業で資料資料を作成している事もあり、デザインには拘っています。
「本の表紙」は他の媒体にはない独特の面白さがあるんです。Y
ouTubeやブログのようなサムネイルは1枚の画像で表現しますが、本は「表紙部分」と「帯部分」それぞれ異なったアプローチが必要なんですね。
限られたキャンパスに本の魅力をどうやって詰め込むか。「表紙」と「帯」について、僕なりに重要視しているポイントを解説します。
■デザインも結局はライティング
前提として、それぞれに共通するのが「言語化」です。
デザインも伝えたい事の言語化であり、それの具現化なんですね。
表紙であれば、本を読んだ先に読者が得られる未来を言語化。帯の場合なら、本の内容を凝縮した要約やキャッチコピーが必要です。
だから僕は表紙デザインもKindleライティングの一部だと思っています。
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表紙デザインのポイント
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あなたは本屋さんで気になる本を見つけたとき、どんな理由で手に取りますか?手に取る理由は人それぞれですが、多くの人は表紙の魅力に引かれてその本を選びますよね。
もちろん、他の人からのおすすめや、店内のPOPによって興味を持つこともありますが、特にAmazonのようなネット上では、商品ページを開くまでの間、唯一視覚的に訴求できるのが表紙です。
だから、購買意欲を引き出す魅力的な表紙を作ることがとても重要なんですね。
本の第一印象を決める要素であり、読者の興味をそそる大切な場所。ですから、表紙デザインは読者が手に取りたくなるような工夫が大事なんです。
僕はここに拘りはじめてから、お客様の反応が見違えました。
■購買意欲を高める表紙とは?
このお話は、読者が「お、ちょっと気になるな…」とサムネイルをクリックさせる表紙を作る事が目標です。
そのためには購買意欲を高める表紙にする必要があるんですね。
そこで取り入れて欲しいのが「シズル感」です。
「シズル感?なんだそれ」と思う方もいるでしょう。
シズル感とは、かんたんに言うと焼肉でお肉がジュージューと焼ける音や、ハンバーグを切ったときに肉汁が受話っとあふれ出る映像、炊き立てのお米から立ち上がる湯気などのことです。
視覚や聴覚などの五感を刺激して、人々に「美味しそう!」「食べたい!」と思わせる効果があります。
食品を扱う業界ではここが超重要なのですが、実はマーケティング業界全般でも非常に重要な役割を担っています。
■読んだ先にある未来が大事
「ステーキを売るな、シズルを売れ」この印象的なフレーズは、アメリカの営業コンサルタントであるエルマー・ホイラー氏が提唱したもので、このフレーズは彼がセールスの考え方を5つのポイントにまとめたものの一つです。
つまり、お客様はステーキを買うとき「肉汁を味わいながら美味しく食べている未来」を想像して購入するんですね。
これを本の表紙に応用すると「読んだ先にある未来の視覚化」が大切だとわかります。
僕の前作「書く副業のはじめ方」これは僕自身最高のヒットとなりましたが、表紙デザイナーさんと打ち合わせる中で「喫茶ルノアールで黙々と作業する女性」を描くことになりました。
実際に完成した表紙を公開すると、嬉しいことに販売前から読んでみたい!と多くの方から言ってもらい、発売後は即ベストセラーを獲得することができました。
あなたの本を読んだ先に待つ未来はなんでしょうか?
ここが言語化できれば、デザイナーさんに伝えることができ、それを具現化してもらう事で理想のデザインに近づけることもできます。
自分が書いた本なのに、魅力を語ることは案外難しいもの。この機会にぜひ試してみてくださいね。
■帯に必要な言語化スキル
電子書籍といえども、紙の書籍と同じように帯は大切な部分。表紙だけだとどこか野暮ったく見えてしまうんです。
帯の存在はデザインを締める役割としても重要なんですね。
帯は表紙デザインとは別の色味でデザインされることが多く、読者の注目を集めてくれる効果を持っています。
目線の流れとしては、表紙で「お?」と興味をひき、帯を読んで本の内容を理解するというような感じです。
ですから、帯に書かれた内容は本を購入するかどうかを左右する大切な場所なんですね。
ここでも言語化スキルが必要となります。
帯に書くべきことは「簡潔に整理した本の内容」と「キャッチコピー」です。
他にも「推薦の声」などもありますが、著名人に推薦の声をもらうってちょっと現実的ではないので割愛しますね。
■大切なのは要約力
帯は本の内容を簡潔に伝える部分です。
僕の本を参考に解説します。『書く副業のはじめ方』という本は、Kindle出版の魅力を理解してもらい、副業の一歩目を踏み出してもらうために書いた本となります。
もう少し掘り下げてみると、文章はいつでもどこでも書けるため時間や場所に縛られないのが魅力の一つです。
そのためどんな人でも生活に取り入れやすく、初期投資は0円。
人間関係に影響されず黙々と作業できるので、新しい趣味としても最適。さらにKindleを通じてビジネスを展開する人もいます。
こんな様々な魅力を持つ副業がKindle出版なんです!
このような内容を帯を通じて伝えています。
このように自分の本の魅力を言語化し、読者さんに魅力を伝えることが重要なんですね。
■キャッチコピーの考え方
帯の中で一番伝えたいメッセージをキャッチコピーとして表現します。本の要約から整理した内容を一言で表すコピーを考えてみましょう。
でもキャッチコピーなんて考えたことない、どうやって作ればいいかもわからないという方もいると思います。
その解決策となるヒントは「本の中」にあります。あなたが書いた文章の中でキャッチコピーになり得そうなワードをリストアップしてみてください。
例えば、僕が前作で選んだキャッチコピーは「副業の最適解」というもの。このコピーは本の中から見つけたものです。
自分の本を読み返し、目が引きそうなものをいくつかピックアップ。ある程度ピックアップしたものに優先順位をつけていき、一番いいものをメインコピーとして大きく配置、余白が余りそうなら、そこにサブコピーとして配置しましょう。
そうすれば、デザイナーさんには個々の場所にこのワードを入れてくださいとお願いができるので、自分の理想的なデザインにもっていけるし、デザイナーさんも助かると思います。
このようなテンプレはガンガン使ってデザインをいいものにしていってくださいね。