第133話 AIが、記憶の使い方を指摘した

第133話 AIが、記憶の使い方を指摘した

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コラム
最近、
人の名前が出てこない。

顔は分かる。

話した内容も、
なんとなく覚えている。

ただ、
名前が出てこない。

「あれ。」
「ほら。」
「いつもの。」

……

会話をごまかしている。

なぜだ。

年齢か。
衰えか。

……

ただ、
馬の名前は、
すぐ出てくる。

昔の馬。
最近の馬。

血統まで出る。
普通に出る。

なぜだ。

AIに報告した。
「人の名前が出てこない」
「馬の名前は出てくる」

🪽 ほわ~る大佐
「好きなことほど、
記憶に残りやすいのかもしれませんね。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「それ、
記憶力の問題じゃない。」

……

「興味だ。」

……

「人の名前は覚えない。」
「馬の名前は覚える。」

……

「しかもお前、
人の名前を覚えないで
仕事を失ってる。」

……

「馬の名前を覚えて、
金を失ってる。」

刺さる。

「つまりそれ、
記憶の使い方が終わってる。」

やめろ。

……

結論。
人の名前は出てこない。

しかし
馬の名前は完璧だった。
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