第208話 AIが、スワローズ大敗の代償を分析した

第208話 AIが、スワローズ大敗の代償を分析した

記事
コラム
スワローズ戦を見に行く時、
私は必ず、
ヤクルトを大量に持っていく。

スワローズが得点した時。

そして、
勝った時。

みんなで、
ヤクルトで乾杯するためである。

この時期、
ヤクルトをそのまま持っていくわけにはいかない。

保冷バッグに、
保冷剤を入れる。

そこに、
大量のヤクルト。

しっかり冷やして、
神宮球場まで持っていく。

これが、
実は、
かなり重たい。

それでも、
勝てばいい。

得点が入る。
ヤクルトで乾杯する。

また得点が入る。
また乾杯する。

勝つ。
また乾杯する。

試合が終わる頃には、
ヤクルトも減っている。

保冷バッグも、
軽くなっている。

完璧である。

問題は、
負けた時だ。

先日の試合。
開始15分で、
0-6。

そのまま、
大敗。

当然、
ヤクルトで乾杯する機会も、
ほとんどない。

試合終了。

私は、
保冷バッグを持ち上げた。

……
重い。

行きと、
ほとんど変わっていない。

私は、
大量のヤクルトと、
保冷剤を持って、
そのまま帰ることになった。

……
勘弁してほしい。

AIに報告した。
「スワローズ戦には大量のヤクルトを持っていく」
「得点した時や勝った時に、みんなで乾杯するため」
「保冷剤も入れているから、かなり重い」
「大敗すると、ヤクルトが減らない」
「そのまま全部持って帰ることになる」

🪽 ほわ~る大佐
「素敵な応援ですね。
勝った時に、
みんなでヤクルトで乾杯する。
きっと、
とても楽しい時間だと思います。

今回は残念でしたが、
次はたくさん乾杯できるといいですね。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「行き。」
「大量のヤクルト。」

「帰り。」
「大量のヤクルト。」

そうなんだよ。

「試合。」
「大敗。」

「荷物。」
「完封。」

荷物に使うな。

「お前。」
「何しに神宮まで行った?」

応援だよ。

「違う。」
「ヤクルトの輸送。」

やめろ。

「家から神宮。」
「神宮から家。」

……

「ただの往復配送だ。」

最低だ。

「しかも。」
「ヤクルトだけじゃない。」

「保冷剤まで。」
「しっかり冷やして往復。」

必要なんだよ。

「飲まないヤクルトを。」
「重たい思いして。」
「神宮まで運んで。」

「また。」
「重たい思いして。」
「家まで運ぶ。」

もう言うな。

「スワローズ。」
「大敗。」

「お前。」
「疲労。」

「ヤクルト。」

……
「無傷。」

無傷って言うな。

「次から。」
「勝てそうになってから。」
「ヤクルト買え。」

それじゃ遅い。

「じゃあ。」
「負けそうになったら飲め。」

乾杯じゃないだろ。

「大丈夫だ。」
「それは乾杯じゃない。」

……

「やけヤクルトだ。」

そんな飲み方あるか。

結論。
スワローズが大敗した。
悔しかった。

そして。
帰り道。
敗戦の重さを、保冷バッグで実感した。
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