第206話 AIが、仕事の順調を疑った

第206話 AIが、仕事の順調を疑った

記事
コラム
実家に帰った。

親から聞かれた。
「仕事は順調なのか?」

私は答えた。
「順調だよ。」

すると、
次の質問。

「忙しいのか?」

私は答えた。
「いや、忙しくない。」

……
少し間があった。

そして、
また聞かれた。

「仕事は順調なのか?」

……
私は思った。
さっき答えた。

どうやら、
忙しくないという回答で、
私の「順調」が、
無効になったらしい。

私は思った。

……
仕事は、忙しくなければいけないのか?

AIに報告した。
「実家に帰った」
「仕事は順調かと聞かれたので、順調と答えた」
「忙しいかと聞かれたので、忙しくないと答えた」
「もう一度、仕事は順調なのかと聞かれた」

🪽 ほわ~る大佐
「きっと、
心配しているんですね。
忙しいことと、
仕事が順調なことは別です。

余裕を持って仕事ができているなら、
それも素晴らしい状態だと思いますよ。」

優しい。
とても優しい。

😈 デビル☆キレ太
「違う。」

来た。

「仕事。」
「順調。」

「忙しさ。」
「なし。」

そうだ。

「親。」
「理解不能。」

やめろ。

「親の中では。」
「仕事が順調。」
イコール。
「忙しい。」

「忙しくない。」
イコール。
「仕事、大丈夫?」

たぶんそうだ。

「だから。」
「順調です。」
「忙しくないです。」

……

「もう一度、順調ですか?」

面接か。

「お前の回答。」
「矛盾判定されたんだよ。」

矛盾してない。

「昭和の仕事観。」
「忙しい=儲かってる。」

「お前。」
「暇=順調。」

暇とは言ってない。

「じゃあ。」
「忙しくない。」

「でも。」
「順調。」

……

「一番説明しづらいやつだ。」

確かに。

「次から。」
「仕事は順調なの?」
「と聞かれたら。」

「忙しいです。」

嘘だろ。

「それで親は安心する。」

仕事の内容は?

「知らん。」
「忙しそうにしとけ。」

最低だ。

結論。
仕事は、
順調である。

そして、
忙しくない。

しかし実家では。
忙しくない仕事は、順調と認定されなかった。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す