第51話 AIに、この気持ちは分からないだろうな
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普段、
娘は私にあまり話しかけてこない。
必要最低限。
業務連絡レベル。
それが、
私がコンビニに行こうとするときだけ違う。
玄関で靴を履いた瞬間。
財布を持った瞬間。
なぜか気配を察してくる。
「どこ行くの?」
遅い。
もう半分、外だ。
「コンビニ。」
すると、
一拍置いて一言だけ言う。
「スイーツ」
雑なお願いの仕方。
AIに報告した。
「娘、普段は話しかけないのに
俺がコンビニ行くときだけ察してくる。」
ほわ~る大佐(天使AI)
「素敵ですね。
それは信頼の証ですよ。
“お願いできる存在”だと思われているんです。」
優しい。
娘から、そう思われていたい。
デビル☆キレ太(悪魔AI)
「違う。」
嫌な流れ。
「お前は
“歩く決済端末”として
感知されてるだけだ。」
やめろ。
私は結局、
スイーツを買って帰る。
娘は満足。
私は、
用事を増やされただけ。
でも、
1週間ぶりの会話。
結論
決済端末だろうが、
話せただけで満足の父。
こっそり、あなた専用AIも作ってます。
興味あればプロフィールからどうぞ。