合わせてはいけない人

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先日、私の部屋に若い男が来ました。20代前半くらいで初対面。開口一番、道路拡張工事と言いました。私はすぐに詐欺師だと見抜き、怒鳴り上げて追い返しました。その男は死んだように帰りました。このさびれた商店街に私は6年以上住んでいます。このエリアは確かに工事が多いのですが、そんな工事は一度もなく、たいがい下水管か、うちのマンションがらみの工事がメインです。業者から予定の紙が集合ポストに入るので、私は工事が終わるまでその紙を保管しているのです。もちろんそんな予定はありません。それどころか市内を歩いていても今年の冬は工事がほとんどありません。犯罪者は言うことにリアリティーがなく、極めて頭が悪く、ものすごく運が悪いです。生き方がずれており、何をしてもうまくいかないからこんな貧困世帯ばかりのエレベーターもないマンションに来るのです。私の部屋は5階建ての5階。こんな所に来る人は生き方がずれた人だけです。2月は悪質なプロバイダー。11月は信者を獲得できない人が来ます。2年前には下水管工事をネタに浄水器を売りつけようとした輩もいました。裏表が激しい人や態度がコロコロ変わる気分屋。あなたの敵になったり味方になったりとチョロチョロする人。あなたを粗末に扱う人に絶対に合わせてはいけません。失うものしかありません。あなたが絶対に合わせてはいけないのは必ずしも犯罪者とは限りません。生き方がずれた人です。ずれた人に合わせると生き方がずれてしまい、何をしてもうまくいかなくなるのです。これからは生き方がずれた人が圧倒的に多くなります。なので見知らぬ人に会ったら、信用できると確信するまで絶対にその人に合わせないでください。犯罪者は必ず自分が有利な状況や立場を作ろうとしてくるので、相手が信用できるかどうかわからない段階で相手に合わせるのは自殺行為です。合わせていいのはあなたが心から信用できると確信している人だけです。生き方がずれた人に合わせるとそこからの修正や挽回が極めて難しいどころか、ずれを自覚することさえ困難です。たとえ自覚できたとしても人間関係を整理するくらいしか打開策はありません。出会った頃はまず相手の振る舞いに意識を向けてください。相手の言葉は聞き流し、その人がどう行動し、あなたがどう感じたかに意識を向けるのです。するとごく自然に相手に合わせる気持ちが乏しくなり、頭の中が相手の言葉に惑わされることなくクリアな状態を保てます。相手が何を言ったかではなく、あなたがその振る舞いをどう感じたかが全てです。少しでも怪しいと感じたらそれが正解です。それを疑わないことです。
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