子育て中のお母さん/経済的自立へのこだわりから生まれる悪循環にハマっていませんか

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経済的自立へのこだわり

シングルマザーの方、または子育てをしながら離婚をお考えの方。

仕事と子育ての両立に悩み、将来に不安を抱えていることが多いです。

皆さん、苦しんでおられる。
そして、ここに悲しい悪循環が垣間見えることがあります。


夫婦関係に不安を感じた。

もし離婚したら?

子育てには費用がかかる。自分の人生も大事。

そのためには収入が必要。稼げる自分にならなければならない。

だからキャリアを守り育ててゆかなければならない。

そうすると子育てに専念できない。

仕事と子育てを両立させようとしたら時間が足りない。

夫とのコミュニケーションも粗っぽくなり、徐々に疎遠になる。

夫への不信感⇒離婚に備えて経済的に自立したい⇒仕事を頑張るほど夫と疎遠になる⇒夫から不信感を持たれる⇒夫への不信感⇒・・・


悪循環から抜け出すために何を捨てますか

一度、この悪循環にはまってしまうと、ここから抜け出すにはかなりの勇気が必要になります。

つまり、「経済的自立」へのこだわりを捨てるかどうかという選択に迫られます。

え?なんで経済的自立を捨てる必要があるの?

と思われますか?

では、ほかの何を捨てるのですか?

子育てですか?ご自分の楽しい生活ですか?

何かを捨てないとやっていけないから、現実と理想のあいだで悩んでしまうのですよね。

私は心理カウンセリングの経験から、お子さんを持つ方には「経済的自立へのこだわり」を捨てることをお勧めしています。

なぜかと言えば、お子さんの人生が気になるからです。

惨めとはなにか?


子どもに惨めな思いをさせたくない

というお気持ちをよくうかがいます。

では、その「みじめ」とは何か。

かわいい服を着せてもらえなかった。服装が貧相なのはみじめだ。

自分は大学に行けなかった。大学に行けないのはみじめだ。

資格を取っておけばよかった。資格がないのはみじめだ。

英語ができればいいのに。英語ができないのはみじめだ。

と、「みじめ」の多くはその人(親)の人生における劣等感が生み出しているのですが、つまるところは経済的な不安とつながっていることが多いです。

でも、心理カウンセラーとしては、その発想に懸念を感じます。

人間関係のストレスに悩んでいる人たちの多くは、ご自身が幼児期に家庭で体験した心理ストレスの影響を強く受けているからです。

心が不安定な人生

私の経験では、カウンセリングを受ける方の心理ストレスの原因が、服がどうとか、大学に行けたかとか、資格や英語がとか、そういう理由だったことはありません。

多くは、親から肯定されていなかった。子供として大切に扱われていなかった。

という体験から生まれています。

どんなに貧乏でも親子関係がしっかりしていれば、その子が「よし将来金持ちになろう。」と思っても、「社会に役に立つ人になろう。」と思っても、「穏やかな家庭を築こう。」と思っても、安定した人間関係をスムーズに構築できる限り、その夢は実現しやすくなります。

逆に、心の土台が不安定な人になってしまえば、人生のあらゆる場面で様々な壁に直面します。

それがどれほど「辛いこと」であるかを母親の皆様に考えていただきたいです。

お金がいくらあったら安心?


経済的自立が気になるのですね。

では、お金がいくらあったら安心できますか?

経済的自立が重要だと考えている女性にこの質問をすると、明確な答えが返ってくることは少ないです。

答えが返って来ても、「一億!」とか「年収1千万」などと言われます。

皆さんの経済的な不安は漠然としたもので、具体性に欠けていませんか?

私たちは収入がいくらあったら安心できるのでしょうか。

その答えは「永遠に安心できない」ということではありませんか?

どんなにお金を稼いでも、使いきれなかったらどうですか?

子どものために残したい。

では、子どもはそれを望んでいますか?

今、お子さんと過ごす穏やかな時間犠牲にしてお金を貯めるのですか?

この時代の日本に生まれた時点ですでに勝ち組


この時代の日本に生まれたことの意味を考えたことはありますか?

人類史上かつてないほどに技術が発達し、ついにAI化が進展して人の仕事がなくなるかもという段階に至りました。

人類史上。いやこの太陽系の歴史において、この社会の現状はほんの一瞬のきらめきであることに気づいてください。

もはや衣食住が不足して死ぬような心配はいりません。

そんな生物は過去に存在しませんでした。

生きるということは衣食住に悩むということで、その悩みを解決するために他の生物と戦い、命を消費してきました。これが生物界の「当たり前」です。

衣食住の悩みがなくなった世界

そんな夢の世界に生まれたのです。

生まれただけでも奇跡なのに、この時代の日本に生まれたことは、奇跡中の奇跡です。

それでもまだ不安を感じるのはなぜですか?

子どもの養育費が足りないからですか?

養育費は前人未到の爆上がり中

歴史的に眺めれば、ここ半世紀の子供の養育費は爆上がり状態です。

どう考えても、一昔前の子供に比べれば、物質的にも制度的にも恵まれています。

では、どうしてこんなに養育費の必要額が高くなったのか。

それは、他者比較が原因でしょう。

他人と同じくらいでいたい。できれば平均よりもうえでいたい。そうでないと安心できない。

長い人生を一生安心して暮らしたい。子どもに普通以上の暮らしをさせたい。旅行も行きたい。おしゃれもしたい。

その願いを最低ラインに設定したことによる不安。

その不安を肯定してしまうと、人類の大半が永遠に安心できないことになってしまいます。

比較するなら過去の人類と

皆さんは同じ日本の、同じ時代の、自分と似たような人たち、またはスマホの中の誰か自分とを比較して、平均よりも上でいたい。老後もそうでありたいと願っていませんか。

他人が幸せに見える。豊かに見える。楽しているように見える。
それは心理現象であって、物質的にどれほど豊かに見えても、実際はみんな苦しいのです。

だって、物質的に恵まれているはずのあなたが今、養育費不足に悩んでいるのです。

ということは、どんなにお金持ちになっても、人は何かに不足し悩んでしまうのです。

せめて、比較をするなら過去の人類と比較してみてください。
あなたよりも恵まれていた人がどれほどいたでしょうか。

かつて地球上に生まれた1000億の人類と比べてみてください。

あなたはたぶん、トップの10億人のなかに入っているでしょう。

1000人中のTOP10ですよ。

心が豊かであれば人生はどうにでもなります

昔は、こどもはしょっちゅう死にました。

だから、そこそこの年齢に成長するまでは面倒くさいから戸籍に登録しませんでした。

私のおばあさんも実年齢は3歳くらい上でしたし、たくさんの兄弟がいましたが、多くは若いころに亡くなっていました。

生きていればいい」が人類の常識だったので、養育費よりも生存の心配が優先課題でした。

養育費の心配をするのは、ごく一部の裕福な貴族くらいでしょう。

現代では国民全員が貴族気取りです。

でも、そんな貴族気取りのために親子関係をおろそかにしてしまうのは、あまりにもったいない。

私たちはもうすでに、充分に豊かです。かつての貴族たちの何十倍も豊かです。

すでに生活保護という終身保険の保険料を納付済みの私たちです。

本当に幸せな人生というのは、安定した心を持てることが基盤となります。

まずはそこを最優先にして判断してはいかがですか。

脳内アプリの存在に気が付きましょう

話を戻します

経済的自立へのこだわりを捨て、家族の絆を第一に考えておけば、冒頭の悪循環から抜け出すことができます。

その結果、未来において貧乏をしたとしても、不幸になるとは限りません。

心の豊かさを持てない人がどれほどお金を持っていても、本当の豊かさを手に入れるためには大変な苦痛を味わうことになります。

私たちはもうすでに充分に豊かですが、それに気が付けないような仕組みが私たちの脳内に埋め込まれています。

これはある種の依存症です。もっとうまいもの、もっと楽しいもの、もっともっとと求めてやまないのなら、永遠に幸せは訪れません。

そのことにいま気が付きましょう。
私たちを永遠に幸せにさせない脳内アプリがあります。

もっと、もっと、と永遠に求めさせるアプリです。

それを自らの意思で止めてみる。
その勇気を持てるかどうかで未来は変わります。

お子さんや配偶者との穏やかな対話をしましょう。

相手を否定せず、正しさを気にせず、相手を理解することだけを考えて対話をしましょう。

そのためにかけた時間は決して無駄にはなりません。




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