2025年2月末時点の日米実質金利|高止まりする利回り較差の背景

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■実質金利較差とは?
実質金利較差とは、日米それぞれの実質金利の差を示す指標です。この較差は、ドル円相場や投資の資本移動に大きな影響を与えます。以下が基本的な計算式です:

日米実質金利較差 = 米実質金利 - 日実質金利

実質金利は、10年物国債の利回りから消費者物価指数(CPI)を差し引いて求められます。この指標を追うことで、各国の経済状況や為替の方向性を把握することが可能です。

■現在の実質金利較差
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■2025年1月1日の実質金利較差の状況
2025年2月1日時点では、米国の実質金利が下降したが、日本のCPIが上昇そのため実質金利較差が上昇しています。この背景には以下の動きがありました。

・米国の動向
米国の10年物国債金利は上昇を続けており、2025年1月1日時点で実質金利が上昇しました。
12月のFOMCでの発言によると、政策金利の利下げは「緩やかに行う」とされており、短期的な大幅低下は見込まれていません。

・日本の動向
日本の10年物国債金利は1.25%付近まで上昇したが、CPIは3.6%に上昇実質金利はCPIの増加分で下降しました。
賃金上昇や春闘の結果がそろった場合、日銀金融政策決定会で利上げがあるかもしれません。

実質金利較差の影響と今後の展望
現在の高い実質金利較差は、円安ドル高の要因として機能しています。

■この状況が変化するには、以下の要因が必要です。

1. 米国側の要因:政策金利の利下げ
米国の政策金利が利下げされれば、10年物国債金利が低下し、実質金利が下がる可能性があります。しかし、FOMCの発言によると、利下げは慎重に進められる見通しで、短期的には実質金利較差の低下は見込まれません。

2. 日本側の要因:政策金利の利上げ
一方で、日本の実質金利が上昇する可能性も考えられます。その要因となるのは政策金利の引き上げですが、日銀は賃金上昇を確認した上での判断を示唆しています。このため、春闘の結果が明らかになる2025年3月頃にまた利上げがされるかもしれません。

結論:円安ドル高は続く可能性が高い
現状では、実質金利較差の高止まりが続いているため、為替市場では円安ドル高が継続する可能性が高いです。短期的に実質金利較差が縮小するには、米国での利下げまたは日本での利上げが必要ですが、いずれも直近での実現は難しいと見られます。

実質金利較差の計算方法についてはこちらのURLの記事へ
https://coconala.com/blogs/3747331/514060

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