※これから占いを利用しようとしている方、
すでに何度か利用したことがある方向けのお話です。
「やってはいけない占いの受け方」=マナー講座でも説教でもないです。
占いを“使える道具”として扱おうとした人ほど、うっかりハマる罠の話です。
占いは「質問」ではなく「座標」を読むもの
占いは未来を決めるものではなく、現在地を測る道具です。
よく話題になるのは当たったか、外れたか。
それも楽しい要素ではあります。
但し、占いをして願望が叶うわけではないです。
何処に自分が立っているのかを測るようなものです。占いで出た結果からどのように行動するかの路標です。
占い師に“選択”まで委ねると、占いの精度が安定しなくなる
依存が強くなるほど、占いは“測定”としての精度がブレやすくなります。
これは依存の良し悪しという話ではありません。
占い師は地図を読むことはできますが、一緒に歩くことは当然できません。
どの道を歩くかを決められるのはご自身だけです。
自分で決めることは本当に重要です。
決定を下すには事前の理解と経過について検証が必要だからです。
そしてそれらがないと当たりハズレの基準も曖昧になります。
「今どうしたいか」が言語化されていない質問は、答えも曖昧になります
これは自分自身が占いを始めてしてもらった時もそうでした。
聴きたいことが分からないまま
「どうしたら良いのでしょう?」
「この先、うまくいくのでしょうか?」
今、占う立場になって分かります。
この状態では、精度のある答えを出すことが難しいです。
良心的な占い師なら
「それが決まってからもう一度いらしてください」
と答えることでしょう。
でも、占い師も労働者。
売り上げが無いと暮らしていけません。
現実には、時間や料金の都合で「当たり障りのない答え」をすることもあるでしょう。
実践:質問を“座標化”する3点セット
では占いの前に何を用意すれば良いのか...
是非こちらを参考ください。
1.何について?(テーマを1つに絞る)
2.いつまでに?(期限の目途)
3.選択肢は何?(複数且つ可能な選択肢)
選択肢が思いつかない場合は、こんな整理ができます。
◇情報不足型
調べれば選択肢が増やせるケース。
→ 占いより先に、現実の情報収集が強いです。
◇意味づけ不足型
選択肢はあるのに、どれが“自分の波”に合うか分からない。
→ こちらは占いを下記のように活用してみるのは如何でしょうか?
(脱線)“可能性を探る”占い
占いの役割を「決定」じゃなくて、
・候補を増やす(発散)
・優先順位をつける(収束)
・試す順番を決める(実験)
にしてみてはいかがでしょうか。
つまり占い=探索アルゴリズム。人生の意思決定OSのプラグインとでも言えます。
「選択肢が分からない」ときは、質問をこう切ると答えが出せたりしませんか?
・何を増やしたい?(収入/人間関係/健康/創作…)
・制約は?(時間/体力/お金/家族/場所)
・期限は?(いつまでに動きたい?)
・“やりたくない”は何?(地雷条件)
この4つが揃うと、占いは「当て物」じゃなくて設計支援になりえます。
占いが占いでなくなる瞬間
占いに依存してしまうと、
人生が危うくなる以前に、占いそのものが機能しなくなります。
占いは委ねるためのものではなく、判断するための材料として上手にご利用ください。
人類の英知が詰まった長い時間を経て育まれたものです。
次回は、この「座標化」を実際の質問に落とし込むための、プラシュナ(質問占い)の使い方をまとめます。