地方のSIerから東京のSESに転職した理由──26歳エンジニアのキャリア選択

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「このままでいいのだろうか?」


そんな漠然とした不安を抱きはじめたのは、入社して2年が経とうとしていた頃でした。

僕は現在26歳のエンジニア。新卒で地元の中堅SIerに入社し、4年間働いたのち、東京のSES企業に転職しました。この記事では、地方の“安定”を離れ、あえて“変化”の多い環境に飛び込んだ理由と、そこに至るまでの心の葛藤を綴っていきたいと思います。

地方SIerでのはじまり


地元ではそれなりに名の知れたSIer。両親も「いい会社に入ったね」と喜んでくれました。福利厚生は手堅く、人間関係も良好。配属先の上司や先輩も優しく、仕事を一つずつ丁寧に教えてくれる環境でした。

でも、何かが足りなかったんです。

プロジェクトの多くは手を動かす機会が少なく、新しい技術に触れることも少ない。
なにより、個人として成長を感じられない。
コードを書きたい、システムを作りたい、個人で戦っていけるスキルが欲しい──エンジニアとしての「ものづくり欲」は、少しずつ満たされなくなっていきました。

地方の心地よさと限界


地方は居心地がいいです。通勤ラッシュなんてほとんどない。家賃も安くて、休日には自然の多い場所でリフレッシュできる。同級生や同僚と飲みに行くこともできふ。なんだかんだ地元のつながりは温かい。

でも、キャリアという視点で見ると、やはり選択肢は少ない。

自分がやってみたい開発業務に関われる企業は限られていて、転職するにも「この地域で次に行く先はあるのか?」と、選べる道が狭い。気づけば「このまま年齢だけ重ねて、気づけば30歳、40歳…」そんな将来が現実味を帯びて見えてきたんです。

「いま動かなければ一生このままかもしれない」

ちょうどその頃、東京で働く友人と再会。彼は仕事もプライベートも刺激的な日々を過ごしていた。

「地元を離れて数年間東京に行こうかな」ふと、そんな感情が湧きました。

どんな会社に転職しようか考えたところ、SES企業が気になりました。

SESと聞くとネガティブなイメージを持たれることもあるけれど、僕にとってはむしろ“色んな現場で、色んな技術に触れられる柔軟な働き方”に感じました。単一の企業で一つの業務に閉じこもるよりも、幅広くスキルを磨くには向いているかもしれない、と。

転職を決意、そして東京へ


「2〜3年やって、もし合わなければまた戻ればいい」

そんな“逃げ道”を自分に作って、転職活動を始めました。地方からの転職は不安もありましたが、リモート面談のハードルも下がっていたこともあって、想像以上にスムーズに進みました。

いくつか内定をいただいた中で、現場のジャンルや技術が幅広く、自分の希望やキャリアに合わせてアサイン先を選べるSES企業に入社を決めました。

上京してまだ半年も経っていませんが、いまはPythonを使った業務系システムの開発現場に入っています。コードを書いて、Gitを使って、PRレビューを受ける──そんな当たり前のようで、これまで経験できなかった開発の日々が、楽しくて仕方ありません。

仕事以外の時間も刺激が多く、色んなことにチャレンジできています。

キャリアは、自分で広げるしかない

地方に残るのも正解。安定した会社に勤め続けるのも正解。どれが正しくて、どれが間違っているという話ではありません。

でも僕にとっては、「このままでいいのか?」という問いに向き合い、自分の意志で次の一歩を選んだことが、何よりも大切でした。

転職してすべてが順風満帆というわけではありませんが、確実に視野は広がり、スキルは深まっています。そして何より、「次はこんな技術を学びたい」と思えるようになった自分がいます。

安定と挑戦の間で迷っている人がいたら、ぜひ一度、自分のキャリアに“わがまま”になってみてください。未来を決めるのは、いまの自分の選択だけなのです。
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