しばらくGW休暇をいただいてブログ更新できていませんでしたが、また更新を再開します。
GW中でニュースも少ないので、今回は最近読んだ公的年金の財政検証レポートの感想を書きます。
このレポートは国民年金、厚生年金の財政が将来的に健全に運営されることを検証した結果の報告書です。
2004年にマクロ経済スライドを適用されてから、5年間隔で検証が行われています。
直近でいうと2019年に行われた財政検証が最新の結果になります。
概要はまた別途説明したいと思いますが、興味深いのは最終章で報告されている「オプション試算」です。
オプション試算とは何かというと、現状の年金制度をベースに追加して、こんな制度改正を行ったらこんな結果になりますよ…というシミュレーションが行われているのがオプション試算です。
提案されているのは以下の2点。
オプションA:被用者保険の適用拡大
オプションB:保険料拠出期間の延長と受給開始時期の選択
これらのオプション試算の条件を適用すると、当然財政的には安定、年金額も増える一方、被保険者の負担は増えます。
負担増に対する反対意見はあるものの、この財政検証結果をもって、どんどん年金制度が変わっていっていることがわかります。
例えば、受給開始時期の選択ですが、以前は60歳~70歳までで選択できたものが、2022年から~75歳まで延長できることになりました。
また、被用者保険の適用拡大(保険料支払い事業者の拡大)は2022年10月から100人超、2024年10月から50人の企業規模で社会保険加入適用範囲が拡大されます。
このように財政検証結果というのは、年金制度改正に大きな影響を及ぼしていることがわかります。
長くなってきたので次回に続けますが、一番大きな影響があるのがオプションBの保険料拠出期間の延長です。
これら制度変更はライフプランに大きな影響を与えますが、どの程度変化するのかを見るためには、まず現状のライフプランを把握してしておくことが重要です。
ぜひライフプランシミュレーション作成サービスを活用いただいて、現状把握していただければと思います。