ホメオパシーを学び始めてから、
今のその人を形作っているのは一体何なんだろう?と人を観察するようになりました。
そこで、気づいたことがあります。
それは、羨望の眼差しに値するような人が、
意外にもあまり恵まれない環境で育っていたりすることがあるということです。
子供にとって、初めての社会が「家庭」なので、
幼少期の家庭環境はかなり重要だということは、周知の事実なのですが、
恵まれない環境であってもそれをバネに飛躍した人生を送れる人もいるんですよね。
今日の患者さんもそんな強者の1人です。
(今回のあらすじ)
今回の患者さんは、心臓血管外科医のファーストサマーウイカさん演じる茶屋坂心。
魚虎総合病院の看板医師でもある茶屋坂心は、
卓越した技術と華麗な経歴でミステリアス且つ冷徹にも見える医師。
外科医にとって必要な即断、即決することにずば抜けており、
「患者を切りまくっている」と言う言葉からも一見、「感情」とは無縁に見えます。
そんな時、茶道の師範で、唯一の家族である母親が、
大動脈乖離で運ばれてきます。
血縁者が執刀することは、通常禁止されていますが、
茶屋坂先生は母親の手術を行います。
手術は成功するものの、家族が茶屋坂先生しかいないことで、
今後の生活において母親を在宅で見るか、施設に入れるかの選択を迫られます。
輝かしい経歴と今後の将来を捨てたくないと思う自分と、
母親を見捨てられない、見捨てたら怒られると思う自分。
茶屋坂先生は、茶道の師範である母からかなり厳しく躾けられてきました。
「あなたのためだから」と。
そして、いつも母に認めてもらえない自分。
「どうしてあなたは、私が思った方向には行かないの」と責められてきた過去。
この状況から彼女の特徴を挙げてみます。
●自己顕示欲が強い、高いプライド⇨傲慢
●他者を見下したような眼差し
●自分のことは全く話さない
●目をつけた人には、蛇よりしつこくつきまとう
●同僚からは、「ハートのクイーン」と恐れられ、一定の距離を取られている
●幼少期にテストで100点を取れずに、
趣味の本を燃やされるなどの心理的虐待を母から受けている
●感情に振り回されない
以上のことから、プライド高く、傲慢なレメディを選んでみました。
Platinumプラチナ
プラチナは、宝飾品や電気産業などで利用されています。
Platinaumプラチナは、女性に多く使われるレメディで、
感情的な問題から起こる神経疾患や女性器、痙攣などの神経疾患などに使用されます。
心の症状としては、
傲慢で優越感を持ち、他者を軽蔑しているところがあり、
また、自己中心的で、自分は特別な存在であるという妄想があります。
いわゆるナルシストですね。
(それが大きくなると自己愛性人格障害に発展する可能性もあります。)
そう感じるのは、かつて屈辱を受け、
自分が本当は小さい存在だという気持ちを中心的に持っているからです。
その気持ちが野心的になり、大きなものを成し遂げようとし、
高みに昇りつめようとします。
茶八坂先生が、幼少期に母親に認められず、無条件に愛してもらえず、
それがかえって天才心臓血管医師という地位を獲得したと考えると、
とても納得がいくなと感じます。
また、Platinaumプラチナは、
実際、化合物として形成しないのですが、同様に、
他の人々とも関係を築きにくく、孤独感を感じてもいます。
孤独感を感じるものの、
彼女にとって生き延びるためにはプライドと気高さを持たざるを得ないんですね。
気高く振舞っているPlatinaumプラチナですが、
状況をわきまえず、笑い出すという特徴があります。
ドラマで茶八坂先生は、母親の手術後、廊下に座りこんで、
突然笑い出すというシーンがありました。
また、Platinaumプラチナは、とても性衝動が強く、
多くの異性と関係を持ったり、頻繁に自慰行為をします。
頭部や顔の痛みが出ることもあり、
前頭部とこめかみにしびれや締め付けれらるような感覚が起こります。
茶八坂先生もこめかみに手を当てていましたね。
ドラマのシーンで母親から
「助けてくれてありがとう」と言われ、涙した茶八坂先生。
今まで母親の愛を感じられず、それでも必死にキャリアを積み上げてきたのですが、
やっとその努力が報われた瞬間だったと思います。
母親が子供に厳しい躾を強いるのは、子供への愛情ゆえなんですけどね。
これは、子供を産むと理解できますね。
結果的に、母親を施設に入れることを決めた茶八坂先生。
自分のキャリアを捨てないところもPlatinaumプラチナっぽいなと感じました。
「19番目のカルテ」第5話はTVerでまだ視聴可能です。
ぜひ見てみてくださいね。