司書のつぶやき:地震がきたら

記事
ライフスタイル
今年に入ってから大きめの地震が続いていますね。
能登の復興も遅々として進んでいない中の余震に心が痛みます。
先日は大阪でも朝から防災のスマホブザーが鳴り響き、一気に目が覚めました。

さて、図書館にいるときに地震が来たらどうしますか?
最近の図書館は耐震補強もされていて、建物自体は安全かもしれません。
でも実はとても危険なものがあります。

それは本棚です。

本棚と本棚の間に設けられている通路を通って本を探されていますよね。
古くからある図書館、狭い図書館は高いスチール製の本棚を使っている所が多いと思います。
本棚自体は倒れないようにほとんどが床にボルトで固定されていますので、いきなり棚が倒れてくることはまずありません。

ならば大丈夫なのでは?と思いますよね。

スチール製の本棚の大半は、棚の高さが変えられるように、棚板がはめ込み式になっています。
たくさん本を載せますので、丈夫でしっかりとしたスチール製です。
上からはめ込むようになっていますので、外すときには持ち上げるように下から叩いて外します。

そうなんです。
下から突き上げるようにすると、外れてしまう可能性があるのです。
震源地が近い、ドン!と突き上げるような地震が来た場合、載せている本ごと棚板が外れてしまうのです。

実際、大阪の北摂地域で大きな地震があったとき、通路の間が本だけでなく外れてしまった棚板で埋まってしまっていたのを見たことがあります。
地震の時に本が落ちてこないように、最上段にストッパーがついていたのですが、それを付けた棚板ごと落ちてしまっていました。
幸い開館前で人がいなかったため、人的な被害はありませんでしたが、本のほうは・・・それは、もう、悲惨な状況でした。

棚板が外れなくても、上の方にある本が降ってくる可能性も高いです。
揺れによっては落ちてくるというより、本が飛んでくる可能性もあります。
また、本を支えているブックエンドもスチール製のものが多いので、
それが落ちてきて頭に当たってしまうとかなり危険です。

図書館にいる時に地震がきたら。

まず、急いで本棚の前から離れて広い場所に出る。
大きな机やカウンターがあれば、その下に身を隠す。
近くにない場合は、しゃがんでカバンなどで頭部を守ってください。
大型の美術書なんかが近くにあれば、それで頭部を守るのもありかもしれません。(きっと図書館の方も許してくれます)

揺れが納まったら落ち着いて図書館の方の指示に従ってくださいね。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら