むかしむかし、あるところに絵描きがおりました、
ある日の事、とあるレストランのオーナ様から電話がありました。
「最近ちまたでブイブイいわせている壁画家がいるとの噂で電話してみました。」
「壁画家?どこからの噂です?!」
「空間デザイナーの●●さんからの噂です。」
師匠でした。
いまレストランをリニューアルする予定でコンセプトに合わせたフレスコを描いてほしいという事だった。
もともと
グラフィッカーだったのがいつの間にか壁画家となった私でした。
1997年に制作した Mural Paintng壁画です
海賊船がテーマの多国籍料理画廊 セントアンズベイ
海賊船のレストランということで天井に「トリックアート」秋の高い空を表現したフレスコ画を制作しました。
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ウィキペディアから
フレスコ (fresco) は「新鮮な」を意味するイタリア語。
西洋の壁画などに使われる絵画技法。
または、その技法で描かれた壁画。
(イタリア語では技法または壁画を指す場合はアッフレスコ affresco)
壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ」である状態で、
つまり生乾きの間に水または石灰水で溶いた顔料で描く技法。
やり直しが効かないため失敗した場合は漆喰をかき落とし、やり直すほかはない)、高度な計画と技術力を必要とする。
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海賊船がテーマの多国籍料理画廊
このセントアンズベイは画廊を兼ねたレストランでした。
セントアンズベイのオーナー様から
わさびさん、絵画を描いていると聞いたのですが、
壁画の仕事が終わったら引き続き、ここで絵を展示してみませんか?
個展をやりませんかとのご提案でした。
師匠の狙いはここだったのでした。
どこまで大きな人なのか・・・
自分がどれだけ小さな人間なのかと思い知らされました。
そして毎月1回、販売を兼ねた常設展示、
R-展が始まりました。
めでたしめでたし。
タイトル[海賊船のレストラン]
■ 技 法 / 手書き・エアーブラシ
■ 素 材 / モルタル
■ 画 材 / 水性塗料
■ 制作日 / 1997年