鉄の種類(JIS規格)

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まず最初にJISでの名称は”材質の呼称”と”製法の呼称”の二種類があります。(僕なりの解釈)

材質の呼称はSS400やS45Cとか。SC材はいろんなものを作る材料になっています。特にこれをわかった上で、見ると少しは分かりやすくなると思います。


●材質の呼称・・・成分とか強度による分類。
●製法の呼称・・・鋳造なのか、鍛造なのか。材質の呼称のインゴットがあり、それを溶かしたり、叩いたりして、製法の呼称の材料になる。


1材質の呼称

鉄は3種類!炭素含有量の違い!

1)純鉄 (炭素含有量:0.02%未満)→なんて言うか分からない・・

2) 鋼鉄 (炭素含有量:0.02%以上〜2.14%)→Steelというらしい?だから「S」

3) 鉄 (炭素含有量:2.1%〜6.67%) →Feとかフェライトと言う意味で?「F」と表記するらしい

 そして具体的にはSS材とSC材があります。

 ◎SS材(Steel Structure)

超有名な材質。SS400は機械、建築界において最も有名で最も使用されると思われます。鉄の種類で言うと鋼鉄に該当します。
ただ、材質と言っといていきなり申し訳ないです。これは成分の規定はほぼないんです。
あるのは引張強さ400N/mm2の規定のみ(リンと硫黄の量は規定されているが上限が規定。有害だからと聞いたことがある)
豆知識としてSS400でも溶接はガンガンして架構など作りますが、建築やヘビーなものを乗せるものには溶接性がgoodとして認められるSM400Aなどを使用することもあります。
SM材はJISでは溶接構造用圧延鋼材(Rolled steels for welded structure)
(どこからMが来てるんだよ!!!)


 ◎SC材(Steel Carbon)

これもSSの次に有名な材質。SC材は色々な鉄(製法の呼称)の元ネタになっています。
SC材(材質の呼称)としてはS45Cが最も有名。炭素Cが0.45%入っているよと言う意味です。

これも鉄の種類で言うと鋼鉄に該当します。

2製法の呼称の基本

ここからが本番みたいなものです!
製法は大きく分けて二つ。
鋳造と鍛造があります。これを英語で言うとCasting とForgingですね。
これがとっても大事。覚えておいてください。

 ◎鋳造品

鋳造した鉄は二つに分かれます。”鋳鉄”と”鋳鋼”です。
名前は似ているけど全く別物だと覚えてください。言葉だけだとややこしいので下図で一気に説明します。
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 1)鋳鉄(FC)

黒鉛というものが多い(2.1%以上)と鋳鉄と呼ばれます。黒鉛は炭素が変化してできたものらしく(僕は詳しく知らなくても仕事に差し支えない・・)結局のところ、鉄・鋼鉄の区分けとなる2.1%以上か未満かで鋳鉄・鋳鋼の違いとなるようです。

FC・・・Fellite Casting ・Fe Casting どっちが正しいのか、どっちも正しくないのか分かりませんが、FCはこのような頭文字を取ったもののようです。
さらにFCDの「D」はDuctileで「延性のある」という形容詞が由来だそうです。
ちなみにFCはねずみ鋳鉄、FCDはダクタイル鋳鉄とも呼ばれます。ねずみ色をしているから、ねずみ鋳鉄だそう。。。もっとマシな名前無かったのかね。

 2)鋳鋼(SC)

黒鉛が少ない(2.1%未満)と鋳鋼と呼ばれます。
はい、出ましたー。SC材というのが材質の呼称で出てきましたが、全くの別物ですー。混乱しますー!

SC材・・・Steel Carbon(炭素鋼)・・・材質の呼称
SC・・・Steel Casting・・・製法の呼称

さらに普通鋳鋼と合金鋼に分かれていきます。面倒ですね・・

具体的な製法の呼称にはSCPH(高温高圧用鋳鋼品)などがあります。
鋳鋼は通常焼きならし、焼きなまし等の熱処理が必須です。

SCPH・・・Steel Casting for High Temperature and High Pressure
(TemperatureのTはどこに行った???見当たらないけど高温高圧用鋳鋼と直訳できますね。

以上が、鋳造品の鋳鉄と鋳鋼の説明でした。


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