【永久保存版】LINE公式アカウントの始め方完全ガイド

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ビジネス・マーケティング
こんにちは、Buzzcom(バズコム)です!

LINE公式アカウントを始めるにあたって調べてみると色々な情報で溢れていて、「結局何から始めれば良いかわからない」とお悩みではないでしょうか?

ということで、【LINE公式アカウントの始め方完全ガイド】を作成しました!

今回の記事は、LINE公式アカウント初心者の方を対象にLINE公式アカウントの作成から友だちの集め方、メッセージの書き方やクーポンの作成方法などの運用方法まで、必要な情報だけを必要な順番で解説します。

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そもそもLINE公式アカウントとは?

「LINE公式アカウント」とは、日本国内9,400万人以上が利用している、LINEのプラットフォームを利用したビジネスアカウントのことを指します。

以前は「LINE@」と呼ばれていました。

通常のLINEとの違いは、「個人用(友だち同士⇔家族同士)」なのがLINEで、「店舗・企業用(お店⇔お客様)」なのが「LINE公式アカウント」になります。こうやって聞くと、通常のLINEを使ってお客様とやりとりすれば良いのではと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そちらはLINE社の利用規約違反になるので注意しましょう。

また通常のLINEには無いビジネスに特化した機能(ショップカード、クーポンなど)がついているのもビジネスアカウントならではの特徴です。

今すぐLINE公式アカウントを始めた方が良い理由


〉LINEの国内利用者数

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LINEの国内ユーザーは約9,400万人以上。これは日本の人口の75%以上が使っているということ。しかも毎日利用しいるユーザーは9,400万人中84%もいるのは、LINEの大きな強みです。そのLINEを使って「集客」や「リピーター」を作ることができるからです。

しかも、LINE公式アカウントは基本的には「無料」で利用できます。

はっきり言ってやらない理由の方が見つからないなです。

〉LINEのユーザー属性(性別・年齢・職業)

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LINEの「性別」は、やや女性が多いものの、ほぼ1:1ぐらいの割合です。

注目すべきは「年齢」で、上の図を見てわかる通り全年代幅広い層に利用されているのが特徴です。これは他のSNSと比べても顕著です。他のSNSは、若年層に偏っていたり、20代~30代が利用の中心というものもあったりしますが、LINEはその偏りが少ないのが特徴です。

これをビジネスで考えますと、全年代にアプローチが可能ということになりますので、どんな業種のどんな商品やサービスでも利用できると考えられます。

職業に関しては、他のSNSとそんなに変わりがないかと思います。

〉LINEのユーザー属性(地域別)

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LINEのユーザー属性(地域別)は、日本の人口分布比率におおむね近しい数値です。

地域格差のないのもLINEの特徴なので、全国どこのビジネスでも使えるということになります。

〉なぜここまでLINEの話をして来たか?

さて、ここまで読み進めていただいた方のなかには、LINE公式アカウントのことを知りたいのになぜ、LINEの特徴ばかりを説明するのか疑問に思われた方もいるかも知れません。

その理由は、お客様側は通常のLINEでメッセージなどを受け取るからです。

「えっ!そうなの?」と驚かれた方もいらっしゃるでしょう。でも、そうなのです!では何が違うのかというと、お店側が送るシステムが違うのです。通常のLINEから送るのではなく、「LINE公式アカウントの管理画面」から送る形になります。

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上の図が、「LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)」になります。「Web版(PCで使う)」とスマホのアプリをインストールして使う「スマホ版」の二つがあります。

違いとしては、「Web版」は全ての機能が使えて、「スマホ版」はその簡易版と考えればわかりやすいかと思います。なので設定などは圧倒的に「Web版」でやることをおススメします。

ただし、「スマホ版」だけでも基本的な設定は可能なので、PCを持っていないという方も使えます。たまに、iPadなどのタブレットでは使えないのという質問を受けますが、これは結局アプリをインストールして使う形になるので「スマホ版」と同じという事になります。

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≫ LINE公式アカウントはどのように使うのが良いか?

LINE公式アカウントは基本的には「リピーター」を作るのに使いましょう!

えっ!新規顧客の集客ができると思って使おうと思ってたのに、「集客」はできないってこと?と思われた方もいらっしゃると思います。

そんなことはありません、後で書きますがもちろん「新規集客」にも使えます。只、どちらが得意かと言うと圧倒的に「リピーター獲得」です。

それは、LINE公式アカウントの仕組みが関係しています。みなさんもよく他のお店で「LINE公式アカウントはじめました」とか「友だち募集中」というポスターを見たことがあると思います。

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つまりLINE公式アカウントは、一度来店してくれたお客様を友だちにして、再来店を促すというのが基本的な使い方になります。

もちろん来店する前にチラシやホームページ、SNSなどで、友だち登録をしてから来てくれるお客様もいますが、その数はそんなに多くはないでしょう。

ですので、LINE公式アカウントは「リピーター獲得」が得意なツールであるという事を覚えておきましょう!

》LINE公式アカウントのメリット・デメリット

LINE公式アカウントは日本国内で9,400万人以上が利用しているLINEのプラットフォームを無料でビジネスに利用できるということで、使わない理由がないと言えると思いますが、しかし、メリット・デメリットは普通のツールと同じようにありますので、今度はそこを見ていきたいと思います。

LINE公式アカウントのメリット・デメリットは次の通り。
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正直、デメリットもありますが、それを超えるほどのメリットがあるということです。

メッセージも1,000通/月までは無料ですし、それ以外の全ての機能が無料で使えることを考えれば、やはり基本的に使わないという選択肢にはならないかと思います。

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LINE公式アカウントの始め方3ステップ

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〉1.初期設定

最初に、初期設定をしましょう。

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LINE公式アカウントを始めるための準備になります。

ポイントは、「友だち追加してくれたお客様に不信感を持たれないこと」「今後どのように運用していくか伝えること」です。

せっかく友だち追加してくれたのに、「あいさつメッセージ」はデフォルト(最初の設定)のまま、「プロフィール画像」は設定されていない、このようなアカウントをよく見ます。

これでは、お客様に不信感を与えてしまう恐れがありますので、上の図の最低限の初期設定は必ずしておきましょう。

正直、実はもっとやっておいて欲しい初期設定はいっぱいあります。例えばお店の基本的な情報を入力しておく「基本情報」にお店の営業時間やアクセス方法を記載しておく。

ただし、最初から完璧を求めると挫折してしまうことにもなるので、本当に必要な最低限にまとめましたので、上記の3つだけは必ずおこなっておいてください。

1.プロフィール画像/ステータスメッセージ


プロフィール画像・・・トーク画面にメッセージが送られて来た時、ここの画像を見て、メッセージがどこから送られて来たか判断されるお客様が多いです。その為、こちらの画像は一度設定したらあまり変更しないことをおススメします。

ステータスメッセージ・・・20字以内でアカウントの簡単な紹介を行う箇所です。こちらには「業種」と「場所」を入れておくことをおススメします。なぜならば、認証済みアカウントを取得した際、LINE上で検索が可能になるのですが、その際にこの2つの項目で検索されることが多いからです。

ステータスメッセージ参考例)

新宿の塩ラーメン専門店です

高円寺のマッサージ店です

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2.チャットの応答設定

チャットはお店とお客様が1:1、もしくは1:Nで双方向にやりとりができるサービスです。

お店の使い方としては、お問合せを受け付けたり、予約を取ったりすることが多いです。

もしこちらが可能なお店は、ぜひチャット機能をONにしておきましょう!

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3.あいさつメッセージ

あいさつメッセージは、お客様が友だち追加した際に、自動的に送られるメッセージのことです。ちなみにこちらは、メッセージ通数のカウントには入っていません。

1通に最大5吹き出しまで設定が可能です。

ここで重要になってくるのが、このアカウントから今後どのようなメッセージが送られてくるのか、どのようなメリットがあるのかを明確に書いておくことです。

参考例)

・こちらのアカウントからは、定期的にLINEの友立ち限定で特別クーポンを毎月配信させていただきます

・セール情報をどこよりも早くお届けします。

・不定期ではありますが、ゲリラクーポンを配信いたします!お楽しみに!

・LINEでお問合せが可能となっております。お気軽にご質問ください!

〉2.友だち集め

正直、LINE公式アカウントを使って売上を伸ばせるかどうかは友だち集めにかかっています。

なぜかというと、LINE公式アカウントは友だちがいないと意味のないものだからです。

LINE公式アカウントを始めたばかりの時は、友だち数は0人です。つまり情報を伝える相手も0人ということです。これではいくら、良いメッセージやクーポンを送っても意味がありません。

なので、まず初めはとにかく友だちを集めてください!

それでは具体的に、どのようにして友だちを集めていくかを見ていきましょう。

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露出を増やす・・・お客様が目にするいろいろな場所で、LINE公式アカウントの友だちを募集しよう。

友だち追加のメリット・・・友だち追加したらどんな良いことがあるかを明確に伝えましょう!

友だち追加のメリットをきちんと伝える為に、オリジナルで販促物を作っているお店もいっぱいあります。

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〉3.アプローチ

ここまで準備ができたら、いよいよお客様にアプローチをしていきます。

LINEで集客・売上アップするためにはメッセージやクーポンを配信したり、LINE VOOMを使ってアプローチしたり、チャットを使ってお客様の利便性をあげたりと色々あるのですが、一番大事なことはお客様が求める有益な情報を配信することです。

よくありがちな間違いは、お店がお客様のことを考えずに一方的に伝えたいことだけを発信してしまうパターンです。いわゆる宣伝記事ばかりになってしまうパターン。これはすぐにブロックされてしまいます。

有益な情報ってなんでしょう?すぐに思いつくのはクーポンとかではないでしょうか?もちろんこれは一番わかりやすいお客様にとっての有益な情報です。

ただ、有益な情報ってこれだけではありません。例えばキャンペーン情報やLINEだけの限定情報、リアルタイム情報、イベント情報このようなものも有益な情報です。

その他にも、宣伝以外のお店の方の顔が見える情報や、お役立ち情報、リアルタイムな情報などもおススメです。

また、LINEで予約や注文、問い合わせができます。このようなものも有益な情報です。

つまり、お客様が必要としている情報、役に立つ情報をいかに発信できるかを考えることが、アプローチでは一番大事なことです。

これができればおのずとブロックは減り、LINEを使ってうまく集客や売上アップをすることができます。

またもうひとつ大事なことは配信頻度です。メッセージの配信頻度は月に2~4本程度が目安です。週に直すと多くても1本程度。これを目安にしてください。

え~!もっといっぱい配信したい。週に3本くらい配信してはダメですか?という質問をよく受けます。もちろん必ずダメという訳ではありません。

お客様との信頼関係が構築されてて、お客様にとって有益な情報であれば、毎日配信しても大丈夫な場合もあります。

ただし、始めたばかりでまだお客様との信頼関係が構築されていない場合は、このぐらいにしておいた方が良いと思います。

理由としては、LINEのメッセージはPUSH通知で届くからです。メッセージが届くと音が鳴る設定にしているお客様も多いでしょう。

それが毎日のように鳴ったらどうですか?1日に何回も鳴ったらどうですか?

本来は、友だち同士や家族同士でコミュニケーションをする為のLINEに、お店から四六時中メッセージが届いたら、普通ブロックしますよね?

しかもお客様は、あなたのお店だけを友だち追加しているわけではなく、色々なお店を友だちにしているのです。

このようなことを考えて、配信内容と配信頻度に気を付けてアプローチはしましょう!

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LINE公式アカウント機能紹介


LINE公式アカウントの機能はたくさんあります。それら機能をすべて無料で使う事ができます。

ただ、正直機能が多すぎて始めは何を使えば良いか迷うと思います。

またお店によっても使える使えないがある為、一概にこれがおススメ機能というのは難しいのですが、可能であればぜひ使っていただきたい機能を5つに絞ってお伝えします。

〉1.リッチメッセージ

リッチメッセージは、その名前の通りちょっとリッチなメッセージです。
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上の画像がまさにそうです。どうです?ただのテキスト(文字)だけのメッセージより見やすいですよね?この画像をタップすることで、任意のWebページなどに遷移させることができます。

LINEは長い文章は嫌われます。1吹き出しの中にダラダラ長い文章を書くのはNG。誰も読みません。

もし長い文章を読ませたいのであれば、HPやブログに遷移させてから興味のある人だけに読んでもらうようにしましょう。

なので、言いたいことを簡潔にリッチメニューで伝えて、内容に関しては遷移先でゆっくり読んでもらうのをおススメします。

「でもこんな画像作れないよ!」そんな声が聞こえてきそうですね。でも心配いりません!この画像、Canvaという誰でも簡単にデザインができる無料ツールで作りました。

こんなリッチメッセージがCanvaを使えば、簡単にできちゃうんです!

注意して欲しいことは、幅1040px高さ1040pxで作ることだけです。この決まった形で作らないと設定ができません。

少しLINE公式アカウントに慣れたら、ぜひトライされることをおススメします!

〉2.クーポン(抽選)

次は、クーポン(抽選)をご紹介します。

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クーポン自体は使ったことあるけど、抽選機能を使ったことないなという方も多いかと思います。実はLINE公式アカウントでは、簡単に抽選型のクーポンを作ることが可能です。

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クーポン作成画面で、抽選>使用するにチェックを入れて、「当選確率(1%~99%)」「当選者数の上限」を決めるだけです。

なぜこれをおススメするかというと、クーポンを貰ったお客様がただ貰った時よりも、当たって貰ったクーポンの方が来店確率が大幅に上がるからなんです。

そりゃそうですよね!やっぱりみんな当たったから使わなきゃもったいない!って思いますよね。人間には「得をしたい」よりも「損をしたくない」という損失回避性というものが、もともと備わっているそうです。

クーポン(抽選)はこの人間にもともと備わっている心理をうまく使うことができます。

最大で99%(100%に当たる設定はできない)の抽選確率に設定できますので、実質ほぼ全員にクーポンを配ることができます。(お客さまには当選確率はわかりません)

しかも、当選上限を決めることもできるので、例えばプレゼント系のクーポンを発行するときは、コスト管理がやりやすくなります。

最大で当たっても10個までとしておけば、10個当たったらそれ以上は当選しないように自動でできます。

ぜひ活用してください。

〉3.カードタイプメッセージ

カードタイプメッセージは複数の商品・サービスを紹介するのに最適なメッセージです。
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カルーセル型(複数の写真を横並び)のメッセージです。

複数のメニューをお持ちの教室や、ECサイトなどにはおすすめのメッセージとなっております。

最大で9枚までカードを作ることが可能です。しかもこれ9枚入れても1吹き出しと数えられるので、おトクですよね!1メッセージ配信に9×3吹き出しで最大だと27枚も商品紹介ができちゃいます!

〉4.リッチメニュー

あれ?さっき似たような名前の機能があったような、、、はい、それはリッチメッセージですね。

こちらはリッチメニューです。

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トーク画面の下にピョコンと表示されているアレですね!

キャンペーン情報や、クーポンの導線、お問合せなど、さまざまな情報をこちらを使ってお伝えすることができます。

上の写真は、LINE公式アカウントの管理画面のメニューから作成いたしました。かんたんな物なら、すぐに作れますので、ぜひお試しください。

少しこったものを作る場合、やはりCanvaを使って作るとキレイなものが出来上がるかと思います。

〉5.ショップカード

最後にご紹介するのが、ショップカードです。

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飲食店やマッサージ店などに行くと紙のスタンプカードをもらえますよね。あれをコストをかけずにLINE上でできちゃうサービスです。

リピーター獲得という観点では、こういう特典があると来店回数や頻度も増えますので、ぜひ活用していただきたい機能となっています。

運用の仕方はお店さん毎に決めればよいと思いますが、あまり最初からハードルを上げ過ぎると、お客さんも貯めるのをあきらめてしまいますので、最初はかんたんに貯めれるもので始めて、その後「ランクアップカード」を使って、景品を豪華にしていくことをおススメいたします。

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料金プラン


料金プランを紹介します。

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料金の違いは、月に送れるメッセージ通数だけです。それ以外の機能の部分は全プラン同じです。

それでは、そのメッセージ通数はどうやって数えられているか、お伝えします。

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メッセージ数(1通3吹き出し) × 友だち数(ブロックされた方は除く)= メッセージ通数

まずメッセージ数の数え方ですが、3吹き出しまでは1通と計算されます。

1吹き出しでも、2吹き出しでも、3吹き出しでも1通なので、3吹き出し送った方がおトクですね。

またそれに友だち数をかけたもので計算されますが、その際の友だち数は、ブロックをされた方は抜かれるので、いわゆる本当にメッセージを送れる友だちの数のみになります。

参考例)

1メッセージ × 友だち100人 = 100通

2メッセージ × 友だち500人 = 1,000通

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