皆さんは占いに何を求めていますか?
「自分の過去をズバリ当ててほしい」
「今の現状や、住んでいる場所まで見抜いてほしい」
テレビ番組などの影響もあり、そんな風に当たる占いを探している方も多いかもしれません。
しかし、私は過去や現状を当てるだけの占いはいたしません。
私が視るのは、基本的に未来だけです。
今日は、私がなぜそのようなスタンスで鑑定と向き合っているのかというお話です。
過去を当てるのは、ただの「推理ゲーム」
「すごい!過去も現状も全部当たってる!」
そう言われると、確かに占い師側は自分の力を証明できたようで気持ちが良いです。
しかし、過去や現状を言い当てることが、依頼者様の人生にどんなプラスがあるのでしょうか?
「当たった」という驚きはあっても、それだけで今抱えている深い悩みが解決するわけではありません。それは占術というよりも、占い師の自己顕示欲を満たすため、と、依頼者様に信じてもらうもの。
依頼者様側から見ると、本当に視えている占い師を選定するためのもの。
本当に依頼者様を救うための大切なメッセージなら、天や高次元の存在は喜んで力を貸してくれます。
ですが、誰かの力を誇示するためのもの、人を推し量るためのものに、天がいちいち力を貸してくれるはずがないのです。
それを占って何か意味があるのか…。そこが重要だと考えています。
私の能力のルーツ「正夢」が教えてくれたこと
私がなぜそう強く感じるかというと、私自身のこの能力が正夢を見ることから始まっているからです。
正夢は、自分が見たいと思った時に都合よく見られるものではありませんし、毎日見るわけでもありません。私が心の底から深く心配していること、誰かの命や不幸に関わるような重大なこと……そういったどうしても放っておけない、気がかりなことに対してのみ、目に見えない何かの存在がコミットしてくるのです。
これだけは、どうしても教えてあげたい
これだけは知っておいた方がいい
そんな切実なメッセージを、ズバッと伝えてくれる感覚です。
逆に、「あのことについて教えてよ」と軽い気持ちや遊び半分で眠りについた時は、確実と言っていいほど何も視えません。
だからこそ、本当に知りたいと心から願う時、教えてもらえないと本当に辛く苦しい時にこそ、精度の高いメッセージが降りてくると身をもって知っています。占いで天にお伺いを立てる時も、これと全く同じです。
タロットが教えてくれること
私は、人が生まれてくる時、ある程度の「人生の大きな設計図」は決まっていると感じています。大きな運命の流れ自体は、そう簡単には変わりません。
たとえば、タロットカードでLovers(恋人)というテーマが設計図に描かれている人がいたとします。
その人が、突然Devil(悪魔)のような、依存と執着だけの人生にすり替わることはありません。
しかし、そのLoversが正位置で出るか、逆位置で出るかは、その人の今の思考や行動次第でいくらでも変わります。
未来を知ることで「思考」を変える
私が未来を占う理由は、ここにあります。
未来を視て、「今のままの思考の癖を持っていると、逆位置の苦しい道を歩むことになりますよ」「でも、ここで思考を少し変えれば、ちゃんと正位置の幸せな未来にたどり着けますよ」と具体的にお伝えするためです。
過去は変えられませんが、未来に向かう途中の「思考」は、気づきを得ることで今すぐ変えることができます。
占いは、答え合わせの道具ではありません。
あなたが持って生まれた人生の設計図のゴールへ向かう道筋をどう生きるか、そしてどういう方向からその人生を捉えるか。
大きな運命の流れの中の小さな点をいかに良いものとするかはあなた次第です。