カウンセリング例1 1-0”緊張しちゃうギターリスト”

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 ご興味を持っていただき、ありがとうございます。
幸せなアーティスト&HSPを育むカウンセラー、ヴィーナです。
 私は元々HSPで音楽が大好き。
ですから、音楽世界がより幸せな世界になり、HSPの方の苦痛を取り除けるようなカウンセリングをしています。
 今回は、私が実際どのようなカウンセリングをしているのか、アーティストでよくあるモデルケースを使って、わかりやすく対話形式で書きたいと思います。
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相談者「アヤ」さん

一章 一番大切なこと
0話 おめでとうございます

<ヴィーナ> アヤさん、はじめまして。本日はどのようなご相談で来られましたか?
<アヤさん> はい、私はエレキギターを弾いてるんですが、本番でどうして  も緊張してしまって、うまくプレイできないのが悩みで・・・。本番で緊張しないようになりたくてきました。
<ヴィーナ> そうなんですね。おめでとうございます!
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<アヤさん> え?なんでおめでとうなんですか?
<ヴィーナ> 今まで、その悩み、どれくらいの間悩まれていましたか?
<アヤさん> え?・・・えと、5年くらい、です・・・
<ヴィーナ> 5年も抱えていらっしゃった悩みを、ようやく解決できるタイミングがきましたね。お辛かったですよね。
<アヤさん> そりゃもう、つらくて・・・でも、これまで解決しようとしなかったわけではないですよ?ネットで緊張しない方法を探したり、カウンセリングに相談したりしました。
<ヴィーナ> それでも、解決できなかった・・・。
<アヤさん> …その通りです。
<ヴィーナ> ちなみに、これまで学んだなかで、緊張しない方法、というのはどういうことがあると知りましたか?
<アヤさん> 人という字を掌に書いて飲むとか観客をじゃがいもと思え、とかから始まって・・・。練習が足りないから、というのも聞いて、練習に打ち込んでみたり・・・気にしないのが一番、とか成功した状態を思い浮かべるとか、ほんとに色々やってみたんですけど、全然変わらなかったです。あと、瞑想とか深呼吸とか体を動かすとか人と話すとかもしてみました。けど、どれもダメでした。
<ヴィーナ> いろんなことを試されたんですね。ちなみに、カウンセリング、というのはどういうお話をされたんですか?
<アヤさん> はい、心の問題だと思ったので、コーチングみたいなことをしてくれるところを、ネットで探していってみました。2、3カ所。
<ヴィーナ> それはうまくいきましたか?
<アヤさん> うまくいってたら、ここに来てないです・・・。その時は、私の悩みを話して、そうすると私の過去の痛みや苦しみについて、それを癒すようなことはアドバイスしてくれました。それでその場は少しスッキリしたんですけど、また本番がくれば、同じように緊張しちゃって。
<ヴィーナ> そうでしたか。
<アヤさん> でも、今になって思うのは、その時はとても傷ついていたので、それを癒されたかった、というのが本心だったように思います。前に進もう、問題解決しよう、というよりは癒されて休みたかった、っていう感じだった気がするんです。
<ヴィーナ> それは、すごいところに気づきましたね!今は違うんでしょうか?
<アヤさん> はい、今は、この緊張する、ということに対して、積極的に解決したい、という想いが強いです。
<ヴィーナ> 素晴らしいです!そうなんです。お悩みを持つ、たいていの方は、ある一定の期間は、悩みによって辛い想いをして傷ついているので、癒しや安らぎが必要です。しかし、それだけでは問題解決にならないんです。
それはつまりどういうことか、というと、解決していないので、それからもずっと傷つき続けてしまう、ということなんですよね。
 しかし、そこまで一人で気づける方は、なかなかいないですよ。すごいことです!
<アヤさん> そう、でしょうか・・・。全然問題解決してないですし、ムダに時間もお金も使った、ってことですよね・・・。
<ヴィーナ> いいえ。それは、決してムダではありません。その時期、あなたは「癒しを必要としていた」から、きちんと必要なものを求め、手に入れられたんです。きちんとその時自分に必要なものを手にいれ、効果があった。それできちんと癒されることができたから、次のステージにいけたんですよ。だから、あなたはここにいるんです。
 そういう意味で、アヤさんの感覚はとても優れているといえます。
中には癒されること=気分がよくなることに執着してしまい、先に進めない方もたくさんいますから。
<アヤさん> たしかに、SNSなんかでも、いつまでもグチグチいってるだけで、早く解決すればいいのになぁ・・・と思う人をたくさん見ます。
<ヴィーナ> そうでしょう。でも、その人にはそれもまた必要なことだから、その段階にいるんです。人が次のステージに行くタイミングは、人それぞれなんですよ。
 アヤさんの場合は、その癒しの時間が終わって、いよいよ解決するステージにいらっしゃった。ですから「おめでとう」なんです。
<アヤさん> なるほど、そういうことだったんですね。少し前進できたっていうのは嬉しいです。

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 ここまで、お読みいただきありがとうございます^^。
 このように、私のカウンセリングでは、癒すタイミングが終わり、次のステージに進むためのカウンセリングをしております。
 もし、まだ前に進む気持ちになれない、という時は、これまでの傷が癒えて、次に進みたい、解決したい、と思えるようになったら、是非ご相談ください^^。

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