正しいことを伝えているはずなのに、なぜか相手が理解してくれない。
そんなふうに感じたことはありませんか?
こちらとしては、きちんと話しているつもり。むしろ、間違ったことは言っていない。
それなのに、お相手が急に黙ってしまったり、話をそらしたり、LINEの返信が遅くなったり、まるで心のシャッターを下ろされたように感じることがあります。
こんにちは、みおりです。
普段、占いのご相談では、恋愛、夫婦関係、職場の人間関係など、さまざまな距離感の悩みをお聞きしています。
その中で共通して感じることは、「何を伝えるか」だけではなく、「どんな順番で、どんな言葉の温度で伝えるか」がとても大切だということです。
今回は、相手に伝わる「言葉の温度」について、少し紐解いていきます。
正論を言っても響かないとき
夫婦関係や仕事の人間関係のお話を聞いていると、相談者様が言っていること自体は、とても正しい場合があります。
「その言われ方では傷つくし、そりゃ怒りたくなる!」
そう感じる場面も、正直たくさんあります。
ただ、ここで難しいのは、正しいことを真っ向から伝えたからといって、必ず相手の心に届くとは限らないところ。
お相手の心が向き合っている状態なら、話し合いで理解してくれることもあります。
でも、自分を責められているように感じて、背を向け聞く耳を持てない状態に入っていると、どれだけ正しい言葉でも何も解決しないことも。
こちらが白黒つけたい、今すぐ分かってほしいと思っても、お相手が心を閉ざしてしまっている状態では、むしろ関係が悪化してしまうことがあります。
こうなってしまったら、相手の心にゆとりがあるかどうかを様子見することが大切です。
相手によって変わる、必要な距離感
お相手の性質によって、ベストな言葉の届け方や距離感の保ち方は変わってきます。
たとえば一度すねてしまうと、自分の機嫌をすぐには整えられない人。
そういう人の場合、こちらが何度も連絡をしたり、説明を重ねたりするほど、かえって心を閉ざしてしまうことがあります。
少し時間を置くことで、お相手も気持ちが落ち着いて、「あの時は言いすぎたかもしれない」「もう少し話を聞けばよかったかもしれない」と振り返る余地が出てくることもあります。
いっぽうで、少しだけこちらが歩み寄る言葉を添えることで、向き合ってくれる人もいます。
たとえば、話し合いの前に「責めたいわけじゃないんだ」「少し落ち着いて話したいだけなんだよ」と伝えるだけで、受け取り方が変わる人もいます。
大切なのは、いったん正論を置き、どのくらいの距離感を保つといいか。
お相手にとってだけではなく、自分自身もできる限り不要な争いや誤解はさけたいものですから、「距離感」を把握することは互いにとってのベスト策に繋がるのです。
届く言葉を選び直す
お相手からの言葉や態度によって、悲しくなったり、怒りが湧いたり……。もうこれ以上我慢できないと思うこともありますよね。
その気持ちは、無理して押さえずに吐き出すことが大切です。
ただ、その気持ちをお相手にそのままぶつけてしまうと、受け取れるかどうかは、また別の話。
争いの発端になった話を広げて、過去の不満まで掘り返してしまう。
分かってほしかっただけなのに、言葉が強くなりすぎてしまう。
関係を修復したかったのに、結果的に相手の心を閉ざしてしまう。
こういうことは、人間関係の中で決して珍しくありません。
だからこそ、時には「正しいことを言う」よりも、「相手に届く言葉を選ぶ」ことが必要になります。
それは、自分が我慢するということではありませんし、相手に合わせて全部飲み込むということでもありません。
自分の伝えたいことを、相手が「受け取れる」言葉に選びなおすということ。
言葉には、言霊があると言われていますが、まさに「温度」がそのままお相手に響いていきます。
関係性をじょうずに運びたいときは、言葉選びを丁寧に、お相手のゆとりあるタイミングを図ってみてくださいね。
ひとりで解決が難しいとき
自分なりに振り返ってみると、「少し言いすぎたかもしれない」と気づけることが出てくるかもしれません。
見直してみることで、次に伝える「言葉」をじょうずに選びなおせたら、結果として希望が見込めますね。
けれど、人の心はとても複雑ですから、どうしても一人では解決できないこともあるかと思います。
鑑定では、お相手が本当はどうしてほしかったのか、どんな言葉に傷つきやすいのか、どんな伝え方なら受け止めてくれるかを紐解いていきます。
夫婦関係、恋愛、職場の人間関係など、言葉の伝え方が難しいと感じる時は、いつでもお気軽にご相談ください。
互いの関係が少しでも穏やかに進みますよう、今の状況に合わせて丁寧に道しるべを見つけていきます。
みおり