前回は、過去パパと現在ママに対して、息子が未来型の相性を解説した。
この組み合わせは、自分(すきづきん)の両親との相性そのもので、実体験をもとに書いた部分が多い。
今回は、自分の妹である「現在特化型」の娘から見た親子の相性を語ろう。
3つのタイプの基本相性表がこちら。
未来息子は今回除外すると、過去パパ、現在ママ、現在娘の3人に絞り込むとこうなる。
①過去パパからすると、娘と妻に対して「ミスが多くて不満」と感じる
②現在ママからすると、現在娘は同じ時間軸で近い感性だと感じる
③現在娘からすると、過去パパの実績、努力、経験を尊敬するが、
柔軟性のなさ、共感性に不満を持つ
④過去パパからすると、母親になつくので夫婦けんかしても離婚はしづらい
⑤未来創造型がいない家族構成の場合は、安定感はあるが窮地を脱する大きな変化は起きづらい
⑥現在娘が成人すると、現在ママへの妙な対抗意識が生まれる
さて、この相性表では「妻と娘が現在型で被る」という点が大きい。
同じ時間軸を持つ者同士は、大きな争いは起きない。
しかし、同族意識というか、流行や芸術性、共感性において競争心が生まれやすい。
男性同士は特に発生しやすく、過去再現同士の仕事仲間の時は切磋琢磨するライバルでもあり、負けられない戦いがそこにはあるのだ。
女性同士の現在型かぶりは、年齢が近ければ良きライバルであり、流行などの情報を共有することで仲良くなれる。
しかし親子の場合は、管理するもの、されるもの、未成年と成人で差がある。
なので、幼少期は保護者と被保護者の関係であるが、成人して仕事をするときになると娘視点で競争が芽生える、と考える。
とはいっても、もうその時は現在ママは50歳を超えるので、介護などの話になっているのだが……。
現在パパが亭主関白で大手専門職になることが多く、
専業主婦のママと甘えんぼの娘というパターンになりやすい。
離婚時は、親権含めて全部母親にいくことになるので、過去パパはそのリスクから離婚しづらいと推測する。
ただし、娘が成人したタイミングで、「ちくちく攻め続けられた妻が離婚届を出す」パターンがある。
この場合は、もう家族としては離散するのを覚悟するしかない。
なぜ起きるのかというと、過去パパは現在ママに対して「適当で失敗多すぎまじめにやれ!」という圧力があり、給与やローンの関係でママが反論しづらいことがずっと続くからである。
特に娘が幼少期のころは、離婚で人格がくるってしまうことを恐れて、独立するまでは、と耐えるパターンが多い。
こういった結婚離婚の相性は、みげか診断によって推測、考察することができる。
結婚相談所などにかかわる人は、ぜひ「みげか診断」を活用してほしい。