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今日は、過去一の鬱漫画紹介。
その名も、『みいちゃんと山田さん』
聞いたことある人もいるんじゃないかな?
~STORY~
2012年、新宿。夜の街でキャバクラ嬢として働く山田さんは、何をやってもダメダメな新人・みいちゃんと出会う。ヤル気と元気はあるものの、漢字も空気も読めないみいちゃんは、周りから馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまう。それでも、健気に働くみいちゃんの姿に、山田さんは徐々に心を惹かれていきーーー。
なんかさ、これだけ読むと、そんなハードな内容だとは思わないじゃん?
ところがどすこい。
罠であった。。。
あまり詳しい内容には触れず、感想を述べていきたいと思う。
僕は通勤電車で読みながら「どうすれば良いのか」「これは流石に救えん」「悪気がないことは悪である」などなど、朝っぱらから脳内フル稼働になってもた。
では、イッテみるー٩( ''ω'' )و
【1巻】
のっけから苦しい。この漫画は。
内容はそんな書かないけど、とにかく苦しい。
まさかの冒頭に『えっ!?!?』てなった。
作者が、【誰にとっても「個人的な話」になると思ってる】って書いていたけど、色んなことが頭を過ぎるよね。
発達障害(「ASD」「ADHD」「LD」)について、昨今は表面的な関わりを持つ機会、TikTokでネタ配信をしている配信者とか見る場面は増えたと思う。
作中にみいちゃんがそれだという記述はない。
ただ、言葉、動作、情緒。
どれをとってもまともではない。
そんなみいちゃんに対して同僚の嬢たちは各々の欲の捌け口として接してくることになる。
基本的に「いじめ」をするわけだ。
でも、当の本人は「いじめ」にも気付けない。
そこがまた痛いし苦しい。
そんな中で、自分の痛みと重ね合わせられる部分を見出した山田さんはみいちゃんに手を差し伸べる⋯
その一時の感情によって人生は動き始める⋯
てな感じかな。
僕が小学生の頃(当時はこういう言葉は知らなかったしADHDなんて言葉はなかった)、クラスでバカにされてる子は必ずいたよ。
なんなら、僕自身も中学生時代は変な正義感からヤンキーに目つけられて嫌な思いをしたことがある。
話しを戻して、僕はその彼の家に普通に遊びに行ったりしてたけどさ。
皆で遊ぶ時はその子がからかわれる場面は多かった気がする。
からかってる奴に対して「やめろ」と言う方だった。
こと細かに覚えてるわけではないけど、分け隔てなく接してた記憶がある。
どこか変わっている子(人)というのは、最初はもの珍しかったり、善意で接しても、自分の想定、許容範囲を超えた瞬間に悪意、敵意に変わるのは日常でもあること。
人間の本質が垣間見える瞬間って確かにある。
【2巻】
1巻より更に内容がハードになってヤバい。
漫画だから誇張してるところもあると思うのだが、現実社会にいるんよな、みいちゃんの様な子は。
ひとつだけ内容を挙げるとすると「近親相姦」
近親婚(いとこ婚など)がタブーとされているのは、共通の祖先から受け継いだ潜性(劣性)遺伝病遺伝子が、子供において両親からペアで受け継がれる(同型接合)確率を高め、先天性異常や障害の発生リスクが2〜3倍程度に上昇するといわれているから。これは「近交弱勢」と呼ばれ、遺伝的多様性が低下し、生存・生殖能力が低下する現象。
結局のところ、毒親によって生み出されたみいちゃんも社会的には被害者なのである。
じゃあ、可哀想な出生、生い立ちだから何をしてもいいのか?と言われればそんなことはない。
良いことは良い。悪いことは悪い。
その区別は平等であるべきだ。
しかし、『良し悪し』が理解できないとしたら?
そういう人間と対峙した時、その人の本質が見えてくる。
登場する人間はほぼ「利用」する。
自分に都合のいいように利用するのだ。
良し悪しを理解できないからこそ、その「利用」に振り回される。
でも、都合よく利用されていることにも気づけない。
だから、救えない。
…今まで色んな漫画を読んできたけど、読み進む最中も苦しい。
どんな漫画より不快指数がぶっ飛んでる。
「よく描けるな、ここまで苦しい漫画」って思った。
そのうち、実写映画化されて〜って流れが見えるんだな、コレ。
2巻までの率直な感想でしたとさ。
興味を持ったら読んでみて欲しいけど、嫌な気分になったとて僕のせいにはせんとってね(*´ω`)
推しまい。
※5月公開の映画「廃用身」が気になっている。