「どこまでキャパを使い切るか」の青が出ていました。大きな話からしたいのですが、この2024年はやはり、「今は力を入れて、一気に動かしていく時なのか」、あるいは、「今は力を抜いて、ある程度流された方が良いのか」の、その二つの時間の見極めが本当に大切になりそうです。
イメージとしては、今のあなたは「流れるプールの中」にいると思ってみてください。流れるプールのスイッチがONになって、一気に水流が強まったとします。そうした時に、「絶対にこの流れに負けないぞ! 」と言って、泳ぎ切ろうとしても、すごく体力を消耗しちゃうことがあったりしますよね。「流される時には、流されてみる」。これはネガティブや弱気ではなくて、ちゃんと、勝っていくための戦術です。ですから、今週も「これはいかん」と感じるようなことがあったら、無理に解決をしようとしないで、「そういう時期なんだろうな」と思って、力を抜いて流される感覚も持ってみてくださいね。
占いで牡牛座を見ていった時に、すごいと感じるところがいくつもあります。そのうちのひとつが、あなたはやはり「アイデア」や「閃き」と共にある人です。牡牛座は仕事でもプライベートでも「実践的研究者」のようなところがあって、周りから「もうちょっと休みなよ」と言われるような場面があっても、「もうちょっとこの問題に首を突っ込んでいったら、新しい工夫や、もっと良いやり方を思いつくかも知れない」と、徹底的に取り組み時間の中に入っていくようなところがあるのです。
今週はですね、あなたが持っている「取り組み能力」と「絶対に良い案や、良い切り口を作っていくぞ」の執念はそのまま持ち続けてください。でも、これも本当に余計なお世話かも知れないのですが、言わせてください。あなたは周りから見て、キャパの限界まで問題に取り組んでくれるし、誠実な人柄と責任感も持っています。そして、そういう人は恋愛面や人間関係においても、周りから頼られることがどうしても多くなっていっちゃうのです。損をしてしまうこともあります。
そういうあなたは素晴らしいのですが、今週はもう少しだけ「責任感の範囲」を狭めたり、「解決能力の限界値」を下げてみてください。その場で解決を急がないことも必要で、「私が答えを出さなきゃ」と思うのではなくて、「うーん、わかんないっすね」など、たまには丸投げすることも必要です。そういう丸投げがあって、はじめて、「じゃあ、この人に頼り切らないで、みんなで考えよう」の余地が出てくるかも知れないから。