物忘れだと良いのですが

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母が昨年、認知症と診断されました。なかなか病院に行きたがらず手をやきました。
母の症状は10年以上前から兆候がありました。同じことを何度も繰り返して話すようになったのが最初の異変でした。娘に同じ模様のTシャツを買ってきてしまい、娘が母のことを心配すると、そんなことはない、馬鹿にするなと言い張ったこともありました。
5年程前からは風呂に入らなくなり、髪も切らなくなりました。不審な業者に騙されて高額な商品を購入してしまったこともあったので来訪者の対応は父が行うこととし、冷蔵庫を開けると明太子が3パックとか、同じドレッシングが5本もあったりするので買い物には父が付き添うようにしました。部屋を掃除するのも洗濯するのも父の役割になり、父は負担が増え趣味だった魚釣りにも行けなくなりました。
日が経つにつれ母の症状は悪化し、ご飯の水分調節ができなくなり、料理を作りたくないと言うようになりました。両親の食事は刺身やスーパーのお惣菜で済ますようになり、父は味気ないと不満な様子でした。娘は母の作るハンバーグやカレーライスが好物でしたので、孫になら作るかと思い母にお願いしても腕を振るってはくれませんでした。
私は診察を受けさせなければと思っていたのですが、嫌がる母を病院へ連れていくことに父が同意してくれず、認知症の診断を受けるまでに時間を要してしまいました。力不足を痛感しています。
現在、母はサービス付き高齢者住宅に入居しています。この住宅の入居者の中では最年少です。10分前に話したことも忘れるようになっていたので不安でしたが、管理人から問題はないと判断いただき何とか入居できたのですが、先日、散歩に出かけたときに徘徊してしまいました。ケースワーカーから介護施設へ移るよう指導を受けたこともあり施設入所の準備を進めています。
私は、ここでのブログを毎日更新するよう心掛けています。夜、布団に入ってから翌朝に記載することを考えるようにしているのですが、起床するとその題材を忘れていることがあります。これが物忘れで済むのなら良いのですが、母のこともあるので、この頃とても不安に感じております。

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