仲間が必要なことを学びましたよね

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学校や職場で生活する中で仲間ができるものですよね。
さて、仲間とは。辞書では「何かを一緒に行う者」と示されています。
私は、それって仲間なのかと疑問に感じました。
例えば同じ部活動の部員は仲間とは違うと思います。部員に過ぎません。部活動の中で、この人とは同じ目標をもち、同じように練習に取組み、その結果によって一緒に喜び悲しむ。そして次のステップへと向かう。それが仲間であり、先生からの指導どおり部活動を過ごしている部員のことは仲間とは思えません。
それは、仕事においても同様です。同僚の中で、私が苦しんでいたら何も言わずに手を差し伸べてくれて、彼が苦労していれば私も一緒に汗を流す。やがてライバルとなり、意見が食い違っても、ポストを争うようになっても、彼とは仲間という意識が継続しています。退職した今でも彼は私にとってかけがえのない仲間です。しかし給料のためだけに働いているような同僚は仲間とは感じたことがありません。
これは私の偏見なのかとも思います。
香川さんの出演に賛否両論の意見が出た六本木クラス。主人公「宮部新くん」には数人の仲間ができました。「新くん」を応援するだけではなく、「新くん」も彼らを大切に思って行動していました。一方で「長屋茂さん」の仲間は、他界された「相川さん」だけだったのかもしれません。仲間を作ることができない。それは力不足であり努力不足とも思います。
私が長年勤めていた職場では「長屋茂さん」がトップになってしまい、「宮部新くん」が現れるのを待ちわびているような状態でした。仲間を持たない若者が多く見受けられ、第2、第3の「長屋茂さん」が誕生する日が近づいているように感じております。

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