#37 楽天トラベルのクチコミ仕様変更で何が変わった?宿泊施設が今やるべき対策

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はじめまして、旅猫のワタナベです。
私たち旅猫は、OTA(じゃらん・楽天など)運用の代行や、
宿泊施設さまの集客支援を行っています。



25年11月、楽天トラベルのクチコミ機能に変化が出てきています。

今回注目したいのは、クチコミに写真・動画が投稿できるようになったことです。現在の公式ヘルプでは、国内宿泊のクチコミに写真・動画の添付が可能と案内されており、画像・動画は合計30点まで投稿できる仕様になっています。コメントは1,000文字以内で、過去の予約情報から投稿する形です。

これは単なる機能追加ではなく、楽天トラベル内での宿の見られ方が変わってきているサインともいえます。


1.楽天トラベルのクチコミ機能で何が変わったのか


楽天は2025年11月の公式発表で、クチコミ機能のリニューアルを案内していました。

そこでは、「清潔さ」評価項目の追加、食事評価を「朝食」「夕食」に分割、投稿導線の改善などが発表されており、2026年3月の楽天トラベル側の記事でも、「写真の掲載を増やしてほしい」「投稿しやすくしてほしい」という利用者の声を受けて改善したことが紹介されています。

つまり今回の変化は、単にクチコミに画像が付けられるようになった、という話だけではありません。
楽天トラベルが、文章と点数だけで比較する場から、見た目や体験のリアルさまで比較される場へ少しずつ変わってきている、という流れの中にある仕様変更です。

2.写真・動画投稿対応で、宿ページの見られ方はどう変わるか


実際に楽天トラベルのレビュー画面では、「クチコミの投稿画像・動画」という形で表示される施設ページが確認できます。施設によってはAI要約やキーワード絞り込みも表示されており、クチコミは“読むもの”から“見て比較するもの”へ近づいています。

ここで大事なのは、宿泊施設が発信する公式写真だけでなく、宿泊者が撮ったリアルな見え方が予約検討に影響しやすくなることです。

たとえば、客室の整い方、食事の見栄え、温泉の雰囲気、館内の清潔感などは、文章で高評価を得るだけでなく、写真や動画でも伝わる状態になっているかが問われやすくなります。

特に「清潔さ」が独立した評価項目になったことで、日々の清掃品質や空間の整え方は、これまで以上に重要になっていくと考えられます。

3.宿側が今やるべきなのは、“返信”だけでなく“撮られ方”の設計


この流れの中で、宿側が今やるべきことはシンプルです。
まず、お客様が自然に撮りたくなるポイントを増やすこと。
次に、撮られたときに魅力が伝わる状態を整えておくことです。

たとえば、
・客室内の照明や生活感の見え方を整える
・朝食や夕食の盛り付け、器、テーブル周りを見直す
・温泉入口や共用部の導線をわかりやすくする
・写真に写ったときに雑然と見えやすい場所を減らす
といった改善は、派手な投資をしなくても取り組みやすい部分です。

また、クチコミ対策というと返信文の整備に目が向きがちですが、これからは「どんなクチコミを書いてもらうか」だけでなく、「どんな写真・動画を残してもらいやすいか」も重要になります。

楽天トラベルの今回の仕様変更は、宿泊施設にとって
①クチコミが“文章中心”から“ビジュアル中心”へ近づいていること
②清潔感や食事の見せ方が、より比較されやすくなること
③返信対応だけでなく、館内やサービスの“撮られ方”の設計が重要になること
を考えるきっかけになります。

これからのOTA集客は、掲載するだけではなく、
「どう見つけてもらうか」だけでなく「どう見比べられるか」まで含めて設計することがますます重要になっていきそうです。

楽天トラベルのクチコミ仕様変更は、その流れを象徴する動きのひとつではないでしょうか。

旅猫スタッフ一同、皆様のご成功を心より応援しております。
興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください!


旅猫ワタナベ(=^x^=)

(参考資料:楽天トラベル公式ヘルプ、楽天グループ公式発表、楽天トラベル公式記事等)
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