2歳の子供に振り回される親「子供はただ成長しているだけ」

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どうもボブです。

うちの子供は今月2歳になりました。

わんぱくな男の子なので”自由にやりたいことをさせよう”というつもりで接してきました。

「ダメよ」と制限したり、「危ないから」と先回りして全ての危険を除去したりはなるべくしないように意識してきました。

その延長で、、良くない習慣もついてしまいました。

①テーブルでちゃんとご飯を食べなくなってしまった

②ご飯を食べてお腹いっぱいになると、ポイッと床にご飯を落とす

③夜寝ないので夜ドライブのパターンが増える



「あ、これは良くないな〜」と思って、

「ご飯はどこで食べるんだった?」「テーブルで食べるんだよ」と何度も何度も伝えて、テーブルで食べるようにはなったものの、ある程度お腹いっぱいになったり、飽きたりすると、すぐに動き出す。もしくはポイッと床に米粒やパスタを落とす。

「食べ物は下にポイしたらダメだよ」「お腹いっぱいなら、また後で食べられるんだよ」「ポイしたら捨てないといけないよ。もったいないよ」

頭ごなしに怒らず、とにかく伝えることをしてきましたが、、、

なかなか変わらず。後ですぐお菓子を欲しがるようになり、「ご飯ちゃんと食べてからお菓子は食べようね」とお菓子をあげないと、「え〜〜〜ん!」と世界の終わりのような泣き方を延々とし続ける。。

そして夜もなかなか寝付けないので、絵本を読んだり、いろいろしていましたが、一旦横になってもすぐに2階から1階に降りて、また2階に上がってを繰り返す。結局寝れない時は、「ブッブーー」と大泣きして玄関の方へ手を引っ張っていく。

う〜〜ん、このままではやっぱり良くないか。2歳になったタイミングで親の方も少し成長しないとな☆




目次
①子供は「ただ成長しているだけ」なのに・・
②泣くことは子供にとって一番の武器。ただそれだけ。
③怒る目的は、「言うことを聞かせるため」
④「自立する心を育てること」と「言うことを聞かせること」は違う
⑤まとめ

子供は「ただ成長しているだけ」なのに・・・

2歳の子供は「イヤイヤ期」とか「魔の2歳児」とか言われてしまっていますよね・・・

これってなんか親の都合でこんな言われ方してかわいそうな気もする。

子供はただ「自我が芽生える」時期を一生懸命生きているんですよね。育て方とか環境よりも「脳の前頭前野が未発達」なことから誰もが通る道なんですよね。今脳が成長しているんだ!心も発達していっているんだ!本当は喜ばしいことなんです。

ただ、「じゃあそのままにしていいんですね?」と言われれば、きっとそうでもないんだろうと思うんです。



「泣くこと」は子供にとって一番の武器。ただそれだけ。

「え〜〜〜ん!!」

と大泣きされて、それが延々続けば、近所迷惑にもなるし親が困ることになります。それで結局子供の言うことを聞くしかない状況に陥る。

子供はそこまで見抜いているんですよね。

アドラー心理学でも必ず「目的」があると言われます。子供の場合は特に2歳の自我が芽生える時期は「自分のいうことを受け入れてもらう」ことに全集中しているわけですよね。

子供は「手段」として「泣く方法」を選んでいるだけです。

全てが「悲しいから泣いているわけではない」のです。

そう考えると、泣くからといって全部聞きかないとかわいそうって必ずしも思う必要もないかもしれません。



「怒る」目的は、「言う事を聞かせるため」

イライラすることはあります。

「何度も言ってるでしょ!」「ダメと言ったらダメ!」「もういい加減にして!」などなど、これも仕方ないのでしょうが、

あくまで怒ることは「言う事を聞かせるための手段の一つ」と常に自分に言い聞かせています。

そしてそれは決して「自立」に結びつくことはないことも・・

逆に「怒られないとやらない」「褒められないとやらない」「ご褒美をもらえないとやらない」そんな人間を作り上げるだけになってしまうかもしれないです。



「自立する心を育てること」と「「言う事を聞かせること」は違う

親としての目的は「自立する心を育てること」と思っています。

なので親にできることは、

・「自分で考えて判断する」環境や習慣を作ること。

・「信じて寄り添う」一人の人間として尊重すること。

この二つかなと個人的には考えています。

さあ、冒頭に述べた今の状況をこれからどうしていこうかな?

①「テーブルでちゃんとご飯を食べなくなってしまった」

→テーブル以外には食事を持っていかない。子供がいくら「泣く手段」を使っても、「ご飯を食べる場所はテーブルだよ」「座って食べようね」と根気強く説明しよう。(今の時期はすぐ聞いてくれなくていい。伝え続けることに意味がある。)

②ご飯を食べてお腹いっぱいになると、ポイッと床にご飯を落とす

→「次ご飯を床にポイしたら、もうごちそうさましようね」(決してガミガミ言わないようにしよう)多分わざと落とすんです(^_^;) 「じゃあご馳走様だね」と食器を下げると、大泣き。もしくはすぐオヤツをねだるようになるでしょう。境界線を引いたら、引き下がってはいけない。

③夜寝ないので夜ドライブのパターンが増える

→最近絵本を読むと、以前より言葉を聞いてくれるようになったんです。絵本で一旦、落ち着くのですが、すぐ起き上がって1階と2階をウロウロします。例えば、「絵本を3冊読んだら電気を消そうね」と最初に話して、3冊読んだら本当に電気を消すとか、「あと1回下に降りたら、次はねんねしようね」と伝えておく。結局電気を消すと大泣きするんでしょう。1時間かもっと泣き続けるかもしれません。数日ぐっと堪えてやってみよう。



まとめ

2歳の子供は決して親を困らせたいわけではないんですよね。

・子供は「ただ成長しているだけ」

・子供にとって泣くことは手段。親にとって怒ることは手段。

・親は大人なんだから、他の手段を使うこともできるはず。

・「自分で考える、判断する」環境や習慣を作る。

・子供の「泣き」の手段に屈しない。

・「信じて寄り添う、信じて見守る」

親が振り回されてちゃいけないですね。何倍も生きてきたんだから。経験も手段もたくさん親の方が持ってるんです。子供の成長をしっかり見守ろう。
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